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【初心者向け】主婦に人気な趣味♪ハンドメイド販売の始め方

隙間時間にできる趣味の中でも、主婦に人気なハンドメイド。趣味で作った作品を、「販売して収入につなげたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

初めて挑戦するとなると、「販売するまでの流れがわからない」「初心者でもできるのかな」など、不安なこともありますよね。

こちらの記事では、ハンドメイド販売を始める手順や注意点を紹介し、初心者の方の不安を解消していきます。ハンドメイド販売を始めたいと考えている初心者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

ハンドメイド販売の始め方ステップ

まずは、ハンドメイド販売までの流れをご紹介します。
初心者でも以下のステップを踏まえれば、一歩ずつ確実に販売開始までの道を進めます。

【1】目標を立てる
目標がはっきりしていない状態で始めると、モチベーションを維持しづらくなってしまいます。

なので例えば、1ヶ月間で

・作品を◯個作る
・作品を◯個売る
・売上金額◯円を達成する

のように、期間や数字を決めてから取り掛かりましょう。

金額目標については、いきなり高く設定しないように気をつけてください。高く設定しすぎると、まずは月1万円程度で設定してみましょう。目標を達成できず、挫折しやすくなってしまうためです。モチベーションを保ちやすく、かつ現実的なラインで設定するのがベスト。まずは月1万円程度で設定してみましょう。

目標を決めると、「達成しよう」というやる気も出ますし、自分が今どの位置にいるのかがわかります。達成するために何が必要なのか、どう改善すればいいか、前向きに考えることもできます。
自分のライフスタイルに合った、無理のない目標を立てましょう。

【2】作りたいハンドメイドジャンルを決める
次は、どのハンドメイドジャンルを作るかを決めます。
決めるときのポイントは、

・他の人よりちょっと上手に作れるもの
・他の人よりこだわりが強くなるもの
・売っていたら欲しくなるもの

この3点に当てはまるジャンルのものを作りましょう。
好き・得意があると、より制作のモチベーションも上がり、素敵な作品ができます。ハンドメイド作品は、他のお店にはないオリジナリティ溢れるデザインのものほど、ユーザーから注目され選ばれやすくなります。

「どのジャンルが自分に向いているか、よくわからない」という方は、下記に『初心者におすすめのハンドメイド』の記事リンクがありますので、そちらを参考にしてください👇


【3】できるだけ作品を作る
ハンドメイドの作品数は、たくさんある方がユーザーの目に留まりやすいです。気になったお店に置いてある商品の数が少ないと、がっかりしてしまいませんか?そうさせないためにも、商品のラインナップを充実させましょう。

ただし、作品全体に統一感を持たせることを忘れないでください。まったく違うテイストの作品をたくさん並べると、ごちゃごちゃとしてまとまりのないお店に見えます。見にきてくれたユーザーに、「何を売っているお店」かはっきりわかるように、統一感のある作品をたくさん作りましょう。
また、作品一つ一つを丁寧に、しっかりとした作りになるように仕上げてください。

【4】出店に必要なものを準備する
作品ができたら、販売前に必要なものを準備します。

1.作品の写真
まずは、ハンドメイド作品の写真です。これがなければ、誰も買ってくれません。ユーザーが「欲しい」「使いたい」と思うような、綺麗な写真を撮りましょう。実際にその作品を使っている(身につけている)場面の写真があると、商品のサイズ感や魅力がさらに伝わります。
2.作家名
次は作家名です。こちらは本名でも問題ありません。もし本名以外にする場合は、自分のハンドメイド作品の世界観や、コンセプトに合った名前に設定するとわかりやすいですよ。
3.銀行口座
その次に銀行口座です。売上や材料費の管理がしやすいように、専用の口座を準備するのがおすすめです。特にネットバンクなら、わざわざ銀行に行かなくても口座の開設や残高の確認ができます。
4.発送資材
そして、商品発送に必要な封筒・箱と、プチプチロールなどの緩衝材です。封筒・箱は、ハンドメイド作品の大きさに合ったサイズのものを準備してください。丈夫で潰れにくいものがベスト。あらかじめ家に置いておけば、売れたあとにスムーズに梱包できます。緩衝材は、発送中のハンドメイド作品が箱の中で動いて衝撃を受けないように、隙間に入れてください。

どれも販売前に準備・購入しておきましょう。

【5】販売を開始する
出店に必要なものが準備できたら、いよいよ販売開始です。

ハンドメイド作品の写真は、はっきりと綺麗に写っているものを載せましょう。作品の良さがわかる写真でないと、ユーザーに魅力が伝わらず、「欲しい」と思ってもらえません。ただし、実際の色とまったく違う作品の写真を使うと、トラブルになる可能性があるので、注意してください。

自分のハンドメイド作品についてメッセージを送ってくれたユーザーには、早めの返信と丁寧な対応を心がけましょう。作家の返信対応が良くないと、せっかく興味を持ってくれたユーザーは離れてしまうことも。
メッセージのやり取りは、相手に好印象を持ってもらえるように接しましょう。

注文が確定したら、すぐに発送準備に取り掛かります。出店の際に設定した発送目安日に間に合うように、準備してください。あまりにも遅いと、購入者に不安を与えてしまうので、できれば3日以内に発送は完了させましょう。

発送前には、箱がちゃんと閉まっているかチェックしてください。

販売時に気をつけたいことは、こちらの記事でも解説しています。
併せてチェックしてくださいね👇


売れやすいハンドメイドのジャンルとは?

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幅広いジャンルがあるハンドメイド。その中でも、どんなものが売れやすいかは気になるポイントです。
ここからは、売れやすいハンドメイドジャンルをいくつかご紹介します。

■スマホケース
ハンドメイドのスマホケースは、デザインがおしゃれでオリジナリティの高いものが揃っています。しかも、市販とハンドメイドの値段差が変わらないこともあり、こういった事情からも売れやすいジャンルの一つです。

スマホは毎日使うものなので、デザインに特別感が欲しい方にとても人気です。普段から持ち歩くものなので、周りとちょっと違うおしゃれなケースを持つと、気分も上がりますよね。新しく携帯を買い換えるときに、ケースも一緒に変える方も多く、購買機会にも恵まれています。
ただ見た目がおしゃれなだけでなく、機能性もしっかりしているものも多く、男女問わず頻繁に購入されています。非常に需要があるハンドメイドジャンルです。

■帆布バッグ
耐久性があって長く使えるのが特徴の帆布バッグ。日常で使えて、丈夫で長持ちする素材のものが欲しい方に人気です。

しかも、大きさ・形によって刺さるターゲットも違います。お出かけ用の大きいサイズから、小物・お弁当箱入れ用の小さなものまで、いろんな大きさ・形のバッグを販売することで、幅広いユーザーに購入してもらえるきっかけになりますよ。
季節問わず売れているハンドメイドジャンルです。

■ベビー用品
赤ちゃんがいるママに人気なベビー用品。
赤ちゃんのために使う洋服にこだわる方は多いですよね。こちらもデザイン性が高くてかわいいものが揃っていて、とても人気のあるハンドメイドジャンルです。

自分の赤ちゃんだけでなく、お友達が出産したときのお祝いとして購入する方もいます。その際も、センスのいいベビー用品をプレゼントするために、ハンドメイド作品が人気になることが多いんですよ。
また、赤ちゃんのお宮参りやお食い初めなどのお祝い事にも、ハンドメイド作品がよく利用されます。刺繍で名入れができると、さらに特別感を与えられ、人気が高まりますね。

■ママ向け用品
子育てをするときに使う小物やバッグなども、主婦に人気です。こちらのジャンルも、年間を通して売れやすいグッズ。
よだれカバーやオムツ入れ、抱っこ紐カバーなどは、センスが良くて機能性も優れているものが特に利用されています。赤ちゃんや主婦のことを考えて、生地の素材からこだわって作るとさらに良いでしょう。

また、子供を連れた外出では持ち物がたくさんあるため、大きくて使いやすいバッグも人気が高い商品ですよ。

ハンドメイド教室の一覧


ハンドメイドの出品におすすめのサイト

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ここからは、ハンドメイド販売に使うおすすめのサイトをご紹介します。
サイトごとに販売されている作品のレベルや、集客力が違います。下記を参考にして、自分に合ったものを選びましょう。

■minne
国内最大級のハンドメイド販売サイト・アプリのminne。現在は海外発送も対応可能です。他のハンドメイドサイトよりも、集客力・認知度が高いです。そのため、ほとんどの初心者はminneで販売を開始しています。
どのジャンルもたくさん販売されていますが、特にアクセサリーのラインナップが充実しています。価格も低めの作品が多いのが特徴です。

利用者が多いので、自分のハンドメイド作品が誰かの目に留まる可能性があります。どのサイトがいいか迷った場合は、まずはminneを利用しましょう。

手数料:9.60%
URL :https://minne.com


■Creema
Creemaも、国内で有名なハンドメイド販売サイト・アプリです。こちらも海外発送に対応しています。
販売されている作品は、大人っぽいデザインのものが多いです。また、作家がプロやセミプロの方が中心なので、作品のクオリティ・値段が高いものがたくさん揃っています。

minneと比較すると作家の数が少ないので、競争率が低めなのがメリットです。ただし、集客力は少しだけ下がってしまいます。

手数料:10%
URL :https://www.creema.jp


■iichi
小規模なハンドメイド販売サイトのiichi。アプリや海外発送の対応はありません。手数料は他のサイトより高めですね。
こちらはプロや職人レベルの作品が並んでいます。「手でモノを作る」ことを極めた、強いこだわりを持つ素晴らしい作家が集まっています。落ち着いた高級感のあるサイトで、ユーザーの年齢層も高めです。

初心者向けのサイトではないので、まずは別のサイトで販売を始めることをお勧めします。

手数料:20%
URL :https://www.iichi.com


■メルカリ
メルカリは国内最大級のフリマアプリですが、ハンドメイド作品を売っている方も多くいることをご存知でしょうか。
メルカリは利用者数が1500万人以上で、ハンドメイド販売サイトよりも集客力があります。

ただし、値下げ交渉をされることもあります。その際は、基本的にはきちんとお断りしましょう。また、一品ずつしか販売できないので出品に手間がかかってしまいます。

手数料:10%
URL :https://www.mercari.com/jp/


■BASE
自分だけのネットショップを作成できるBASE。自分でショップサイトのデザインやページ構成をカスタマイズして集客できますよ。
ハンドメイド販売サイトと違って、自分の作品だけを並べられます。他の作家の作品と比較される心配はありません。

ただし、BASEで販売開始する場合は、自分でショップの宣伝をする必要があります。SNSを有効活用して、集客しましょう。

手数料:6.6%+40円
URL :https://thebase.in


作品の値段の決め方

ハンドメイド販売を始めるときに一番悩むのが、作品の値段。
値段設定は、原価の2倍〜3倍が望ましいです。原価は、作品に使った材料費や制作時間を計算して、価格を割り出しましょう。

「初心者だから、値段が高いと誰も買ってくれなさそう」と、不安になる方もいます。しかし、かといって極端に安い価格で販売すると、プラマイゼロ、場合によっては赤字になる可能性もあります。
少しでも利益を作りたいという方は、少なくとも原価の2倍の値段に設定しましょう。

ハンドメイド作品を販売する際の注意点

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ハンドメイド作品を制作・販売する際に、覚えておくべき注意点があります。これを知らずに販売してしまうと、あとでトラブルに巻き込まれる可能性も。
これからハンドメイドの販売を始める方は、必ず目を通してから、制作しましょう。

■他の人の作品を模倣する
「こんなにたくさんの作品が売られているから、真似してもバレない」
と思って、他の作家の作品を模倣するのは厳禁です。
他の作家さんが試行錯誤して生み出したオリジナル作品を真似するのは、著作権侵害にあたります。トラブルの原因にもなるので、模倣は絶対に避けましょう。

数多くの素晴らしいハンドメイド作家がいる中で、相手に負けない魅力的な作品を作るのは難しいかもしれません。ですが、諦めずに作り続けてこそ、オリジナリティのある素敵な作品が生み出せるのです。

■キャラクターやブランド品の生地や材料を使う
既存のキャラクターやブランド品の材料で作った作品の販売は、著作権やその他の権利の侵害にあたります。
過去には、実際に著作権侵害で訴えられたケースもあります。「知らなかった」で済む問題ではないので、絶対に使わないでください。

手芸店で販売している有名なキャラクターの生地や材料は、ただの趣味として個人が楽しむ範囲で使う場合は問題ありません。しかし、販売のために使用するのはやめましょう。

終わりに

いかがでしたか?
ここまで、ハンドメイド販売を始めたい主婦や初心者におすすめのジャンルや、始め方のステップについてご紹介してきました。
ハンドメイドは趣味として楽しむだけではなく、収入につなげられる可能性があります。この記事で販売までの流れを把握して、実際に挑戦していただけたら幸いです。

ハンドメイドジャンル・サイトは、ぜひ自分に合ったものを選んでくださいね。サイト選びに迷った方は、minneがおすすめです。
素敵なオリジナル作品を作って、販売への第一歩を踏み出しましょう!

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