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ボイトレ初心者は何からやる?基本のトレーニング方法を紹介

「ボイトレを始めてみたい」と思っても、何から始めたらいいのか分からないという人もいるでしょう。これまでボイトレをする機会がなかった人にとっては、そもそもボイトレでどんな練習をするのか分からない、と思われるかもしれませんね。

この記事では、ボイトレ初心者の方にまず取り組んでほしい、ボイトレの基礎知識をご紹介します。家でできる簡単なものばかりなので、空いた時間に試してみてください。

ボイトレ前の事前準備

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ボイトレでは、体を楽器にして声を出していきます。そのため、スポーツをする前に軽く準備運動をするように、ボイトレをする前にも事前準備を行うことが大切です。

喉を痛めないようにするためにも、これから紹介する事前準備はしっかり取り組んでくださいね。

■軽くストレッチをする
良い声を出すためには、下半身をしっかりと安定させ、上半身は力を抜いて柔らかくしておくことが重要です。下半身は股関節のストレッチを行うと、腰回りの重心が安定します。

また首回りのストレッチもしっかりしておきましょう。首を左右上下に倒して、首の筋を伸ばしておくと、喉に力が入りすぎるのを和らげてくれます。

肩に力を入れてグッと持ち上げ、一気に脱力するストレッチも効果的です。上半身の力を抜くように意識しながら、ストレッチしてみてください。

■姿勢を正す
姿勢を正すことは、ボイトレの基本の一つです。猫背になっていると声の通り道が歪んでしまい、思ったように声を出せなくなってしまいます。

初心者の方におすすめなのが、壁にかかとをつけて立ってみることです。この時、顎を軽く引き、頭・肩・腰が壁につくように意識してみてください。

この姿勢をキープできるようになると、余分な力が抜けて良い声を出しやすくなりますよ。

■呼吸をコントロールする
ボイトレでは腹式呼吸を使います。腹式呼吸とは、息を吸うときにお腹の下の方を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる呼吸で、寝ているときに自然にやっている呼吸方法です。

練習するときは、鼻から息を吸って口から吐くようにしましょう。初心者の方は、寝転びながらやってみると、腹式呼吸がしやすくなるのでおすすめです。

慣れてきたら、息を一定の量ずつ吐き出すように意識していきます。呼吸のコントロールがうまくなると、安定した声を出せるようになりますよ。

■喉を開く
歌うときに大事なのが、喉を開くこと。喉を開かずに歌うと、負担がかかってしまい喉を痛める原因になります。

喉を開くイメージをつかむには、あくびをしてみてください。舌が下がり、喉の奥がしっかり広がっている状態が理想です。

喉を開くイメージがつかめるまでは、口をいつも以上に大きく開けながらボイトレをしてみるのもおすすめですよ。


初心者におすすめのボイトレ方法

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体の準備が整ったら、ボイトレを始めていきましょう。しかし、いきなり思いっきり歌ってしまうと喉に負担をかけてしまいます。

ここでは歌を歌う前にやってほしい、発声のためのトレーニングを4つご紹介します。

■リップロール(リップトリル)
リップロールとは、軽く唇を閉じてプルプルプルと震わせるトレーニングです。初心者の方は、口の両端を指で軽く押さえるとやりやすいですよ。

リップロールは口周りの筋肉のマッサージや、声帯に力を入れずに声を出すためのウォーミングアップの効果があります。歌を歌う前にはいつでも、軽くリップロールで声を出しておくのがおすすめです。

■タングトリル
ボイトレでは、舌の脱力も大事なポイント。そのために使えるトレーニングが、タングトリルです。

タングトリルは、巻き舌をし続けながら声を出すトレーニングで、「ドゥルルルル」と舌を震わせます。舌の動きが滑らかになり、滑舌の改善にもつながりますよ。

リップロールと合わせて、ウォーミングアップに最適なトレーニングです。

■ロングブレス
ロングブレスとは息を長く吐き続けるトレーニングです。鼻から息を吸い、歯と歯の間から「スー」という音を出しながら息を吐き続けていきます。

長く息を吐き続けるためのポイントは、息の量を小さくして一定の量を吐き続けること。まずは20秒から、少しずつ時間を長くしていきましょう。

一度のブレスで歌えるフレーズが長くなったり、安定して歌えるようになったりと、お腹を支える力がつきますよ。

■表情筋のトレーニング
口角をキュッと上げると、声が鼻腔に響きやすくなり、声の抜けが良くなります。響きのある声を作るためには、表情筋のトレーニングが効果的です。

しっかり口を開けて「アエイオウ」と発音してみましょう。音をつけて歌ってみるのもおすすめ。このとき口角の少し上にある頬骨のあたりを指で押し上げ、キープしたまま発音するのがポイントです。

表情筋のトレーニングは、口角の上がった笑顔作りにも効果があり、小顔効果も期待できます。

ボイトレが上手くできない…その原因と対処法

ボイトレを始めてみたものの、あまり変化がない、うまくできているか分からない。初心者の方なら一度は悩むポイントだと思います。

そんなときは、うまくいかない原因を知ること、そして悩み別の解決方法を知ることが大事です。ボイトレにつまづいてしまった人は、こちらの記事を読んでみてください👇


初心者におすすめのストアカボイトレ講座

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ここまでボイトレのための事前準備や発声トレーニングをお伝えしてきました。ただ、何から始めるのかが分かっても、自分に必要なものを見極めるのはなかなか難しいことです。

そこで、初心者の方におすすめのストアカのボイトレ講座を3つご紹介します。気軽に受けられるレッスンばかりなので、はじめの一歩として受講してみてはいかがでしょうか。

▼【ボイトレ入門】ディズニー/ミュージカル/ゴスペルを歌おう♫
ミュージカルが好きな人、英語の歌が歌いたい人におすすめのレッスン。歌がうまくなるポイントをしっかり押さえて、丁寧にアドバイスしてもらえますよ。歌についてのヒアリングもしてもらえるので、初心者の方でも安心して受けられます。


▼【ボイトレ】ボイストレーニング基礎講座
定員3名までの少人数レッスンです。自分の歌い方の癖を教えてもらえるので、新たな発見があるかもしれません。基礎から学びたい人にぴったりのレッスンですよ。


▼初心者・音痴でも驚くほど声が出る!プロも目からウロコの驚異の発声法
声楽家や音大生も通っているボイトレ教室。
高い声を出すのに効果的な、声楽の発声法を教えてもらえます。今まで出したことのない、自分の新しい声を見つけることができるかもしれませんね。

オンラインボーカルレッスンの一覧


おわりに

ボイトレはきちんと自分に合ったトレーニングを続けていけば、歌唱力が上がるだけでなく、日常で話す声もより良くなっていきます。始めやすく続けやすいトレーニングも多いので、いつから始めてももちろん効果がありますよ。

ボイトレが気になっている方は、まずはできそうなことから少しずつ始めてみませんか?

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