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ワインを楽しむためのおすすめの方法!初心者向けの楽しみ方を徹底解説

自宅やレストランなどで日常的にワインを楽しむ方が増えています。ワイン初心者の方なら、あまり難しいことを考えずにカジュアルに楽しみたいという方も多いでしょう。

でも、ワインの楽しみ方をほんのちょっとだけでも知っていると、ワインをより一層楽しめますし、家族や友人、恋人との会話にも幅が出ますよ。

この記事では初心者の方向けの「ワインの楽しみ方」をご紹介します。

あまり小難しいことはありませんので、気軽に実践していきましょう。

【初級者編】ワインの楽しみ方4選


ワイン初心者の方はいきなり難しいことから入らず、自宅でも簡単に実践できることから始めてみましょう。

そのための4つのポイントが「香りを楽しむ」「一口ずつゆっくり味わう」「適切な温度で飲む」「食べる料理と合わせる」です。それぞれについてもう少し詳しくご紹介していきます。

■香りを楽しむ
芳醇で豊かな香りはワインの魅力の一つです。ワインをグラスに注いですぐに口をつけずに、まずは鼻を近づけて「香り」を楽しみましょう。

ワインと空気の接触面積が大きいと、より芳醇なぶどうの香りが楽しめます。ワイン好きな方はよく、グラス内でくるくると回す「スワリング」をし、デキャンターに移し替えたりしていますよね。

しかし、すべてのワインをスワリングする必要はありません。例えば、スパークリングワインは気泡が香りを外に出してくれるので、スワリングは不要です。また、グラスを強く振れば良いというわけではないので、あまり過剰にスワリングしないように注意が必要です。

■ひと口ずつゆっくり味わう
ワインは繊細な飲み物なので、ビールのようにガブガブと飲まず「一口ずつゆっくり」味わうことを心がけましょう。口に含んだら、ワインを舌の上で転がすようにして空気を含ませると、香りが鼻に抜けて風味を堪能できますよ。

時間をかけてゆっくり飲んだ方が良いもうひとつの理由として、時間経過や温度の変化による香りや味わいの変化があります。

例えば、きりっと冷えた白ワインはシャープで爽やかな味わいが強まります。そのワインを少し常温に戻していくと、酸味がやわらいでまろやかな飲み口に変わっていきます。

ワインの特徴である繊細さは、時に扱いの難しさで悩みのタネにもなりますが、このように味わいや香りを楽しむこともできるんですよ。

■適切な温度で飲む
ワインをおいしいと感じる温度は、人によってさまざまです。そのため、絶対的に「正解」という温度はありません。

しかし以下のように、ワインの種類ごとに目安となる温度はありますので参考にしてみてください。

重めの渋い赤ワイン:15~18度(夏は冷蔵庫で約30分冷やした程度。冬場は常温)
軽めの赤ワイン:10~15度(冷蔵庫から出して約15分ほど置いておく)
辛口の白ワイン/ロゼワイン:6~13度(冷蔵庫で冷やし、少し置く)
甘口の白ワイン/スパークリングワイン:2~6度(冷蔵庫でよく冷やすか、氷水でしっかり冷やす)

最初は上記の温度で飲んでみて、少しずつ好みの温度を探してみるのも良いでしょう。

■食べる料理と合わせる
「マリアージュ」という言葉を聞いたことはありますか?

フランス語で「結婚」を意味するマリアージュですが、ワインの世界では「料理との相性」を指します。

ワインとの相性を重視するばかり、食べたくないものを無理に食べる必要はありませんが、よりワインの美味しさを引き立たせるなら料理とワインの相性にも気をつけてみましょう。

マリアージュの中でも簡単にできるのが「色合わせ」です。赤身肉の料理なら赤ワイン、白身の魚料理なら白ワイン、サーモン料理ならロゼというように、メインとなる素材の色とワインの色を合わせます。

また「香り」と「風味」を合わせるのもおすすめ。例えばワインが柑橘系なら料理にも柑橘系の味付けをしたり、ワインからハーブの香りを感じたら料理にもハーブを使ってみましょう。ワインの味がより深く感じられますよ。

ワインの間違った楽しみ方4選

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ワインの楽しみ方は人それぞれなので、正解はありません。
しかし、間違った楽しみ方はワインの魅力を半減させてしまいます。

ここからはワインを飲む際にやって欲しくない4つのことをご紹介します。

■香りをかがない
1つ目は「香りをかがずに飲むこと」です。ワインは味と香りで楽しむもの。香りと味を50%ずつ楽しむもの、とも言われています。

それなのに、グラスに注がれたワインをすぐに飲んでしまっては、もったいないですよね。
グラスに注いだら、先ほどもご紹介したように「スワリング」や「デキャンタージュ」をして、まずは香りを観察してみてください。

■がぶ飲みする
ビールなどのようにがぶ飲みするのはおすすめできません。前述したように、ワインは一口ずつ、ゆっくりと味わい飲み物です。

また意外と盲点なのが、アルコール度数。ぶどうの種類や醸造方法によって異なりますが、ワインのアルコール度数はだいたい目安として12度くらいと言われています。一般的なビールが4〜5%程度なので、比較的アルコール度数が高いのです。

そのため、白ワインや甘口ワインなどを飲みやすいからといって飲み過ぎてしまう、なんて事態にならないよう節度を持って飲みましょう。

■何でもキンキンに冷やして飲む
甘口の白ワインやスパークリングワインは、しっかり冷やした方が味わいが引き締まっておいしく飲めます。

一方、赤ワインをキンキンに冷やすと渋みがザラついているように感じてしまいます。また種類によっては、本来の香りが出なくなってしまうことも。

理想的なのはワインクーラーを自宅に置いて適切な温度や湿度で管理することですが、そこまでしなくても冷蔵庫の野菜室を活用したり、飲む少し前に冷蔵庫から出して温度を調整するだけでも違いが出ますよ。

■食べる料理を適当に選ぶ
ワインと料理の相性が良いと、さらに美味しく感じられます。一方で、料理との相性が悪いとワインの美味しさが半減されてしまいます。

【相性の良いワインと料理】
・フルボディの赤ワイン×濃厚なビーフシチュー(風味合わせ)
・白ワイン×白身魚のムニエル(色合わせ)
・イタリア産ワイン×イタリアン料理(産地合わせ)

【相性の悪いワインと料理】
・赤ワイン×フルーツ
・白ワイン×牛肉のトマト煮込み

ワインを先に選んでからメイン料理を決めてもいいですし、メイン料理の味付けからワインを選ぶのも良いですね。
上記の組み合わせはあくまでも一例ですが、参考にしてみてください。

自分なりのワインの楽しみ方を見つけよう(まとめ)

ワインの楽しみ方に決まりはありませんが、基本を知っておくと毎日の食卓がもっと充実しますよ。

初心者の方は、まず今日ご紹介した4つのポイントから意識してみると良いでしょう。

・香りを楽しむ
・ひと口ずつゆっくり味わう
・適切な温度で飲む
・食べる料理と合わせる

ここで紹介したポイントを参考に、自分なりのワインの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか?

また、こちらの記事でもワインの楽しみ方を紹介しています。
ぜひチェックしてみてくださいね!

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