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ワークショップの講師、どうやって選定・依頼すれば良いの?

「自社でワークショップを実施することになったけど、肝心の講師が見つからない」
「講師への依頼方法や交渉のお作法が分からず困っている」

企業や広告代理店のプロモーション・イベント企画担当の方であれば、一度は経験するお悩みではないでしょうか。

特にワークショップを実施した経験が少ない場合、そもそもどこから、どうやって講師を探せば良いのか知る術がありませんよね。

そこでこの記事では、ワークショップの講師を検討する上で重要なポイントについて解説した上で、具体的な講師の見つけ方、そして講師への講演依頼方法・手順まで詳しくご紹介していきます。

ワークショップとは?

本題に入る前に、そもそもワークショップとは何でしょうか。

ワークショップは、元々は「作業場・工場」や、そこから転じて「少人数で交流しながら行う研修会」といった意味の言葉です。

近い言葉としては「セミナー」や「研修」といったものがありますが、ワークショップの特徴は参加者が主体的に関わりながら何かを体験する点。つまり、セミナーのように聴講がメインのイベントとは明確に違いを持った概念なのです。

ワークショップの講師には、単に自分の知識を伝えるだけでなく、参加者が積極的に交流したり意見を交わすことができるようにファシリテーションする力が求められます。

このことから、教えるスキルに加えてワークショップを盛り上げたり、参加者の体験がより良いものになるための工夫ができるかどうかも、講師選びにおいて重要だと言えます。

ワークショップで講師を探す前に検討すべき3つのポイント

世の中にはワークショップやセミナー講師が溢れるほどいます。その中から闇雲に講師を探しても、なかなか良い講師を見つけることはできないでしょう。

そこでここからは、ワークショップの講師を探す前に考えたり、決めておくべき重要なポイントについて触れていきます。

ポイント①目的を考える

ワークショップを実施する目的は何でしょうか? 少なからず人手とお金をかけるわけですから、何の目的もなく実施するということはないですよね。

例えば、参加者に体験を楽しんでもらうことを重視するか、自社商品への理解を深めることを重視するか、ということを考えてみます。

前者の場合、ワークショップの中身はより参加者同士で手を動かしたり、体験してもらうことに時間を割くでしょう。一方、後者の場合には体験的なことよりも講師がわかりやすく、魅力的に説明する時間の方が長くなります。

このように重視する中身が異なれば、起用する講師も変わってくる可能性があります。体験を重視するのであれば、ワークショップの進行や盛り上げ上手な講師、説明やプレゼンを重視するのであれば、トーク力のある講師が相応しいでしょう。

もちろん、どちらか一方だけが大事でもう片方は不要!なんてことはないですが、何を一番大切にしたいのかを決めておくことは必要です。

ポイント②予算を確認する

目的と同じくらいワークショップの内容を左右するのが予算です。具体的には予算によって以下のことが変わってきます。

  • ワークショップに何人の講師を起用できるのか

  • みんなが知っているような著名な講師を起用できるのか

一般向けにワークショップを実施するのであれば、より多く参加者を集めたいですよね。著名人やタレントを講師として招くことで強力な集客効果も期待できますし、世間からも注目されてPR効果も見込めるでしょう。

ただし著名人を起用するには、1回のワークショップでもかなり高額な費用(登壇費)がかかるので要注意。また、著名人を起用すると参加者は集まりやすいですが、講師に会うことが目的で参加する人も増えるので、自社商品のPR効果にどのくらいつながるのか、慎重に検討する必要があります。

とはいっても潤沢な予算が用意できるのであれば、著名な講師を起用できるチャンスです。また複数回ワークショップを実施したいのであれば、異なるジャンルの講師を複数名起用することも考えられます。

予算がなければ講師を起用することすらできませんので、ワークショップを企画するのであれば相応の予算確保は必須です。

ポイント③開催までの期間を決める

ワークショップをいつ頃実施したいのか?というスケジュールを組み立てましょう。これはプロジェクトを円滑に進めるためだけでなく、講師に講演依頼する際にも必要になります。

というのも、人気の講師であるほど先々の予定まで埋まってしまっていることが多いからです。なので講師を選定・打診する前に、ワークショップの日取りをはじめ、いつミーティングを行いたいか、いつまでに資料を作成してほしいか、など講師に依頼する作業の段取りをできる限り明確にしておきます。

これをしっかり整理しておくと、講師に依頼するときのやりとりもスムーズですし、依頼を引き受けてもらえるかどうかもすぐに判断できます。

ワークショップの講師の探し方

講師探しを始める前の前提が整ったら、次にワークショップを依頼する講師の候補を見つけていきます。

多くの講師が「ワークショップ講師」や「研修セミナー講師」といった肩書きを自身のホームページやSNSなどで公開しているので、基本的にはインターネットを使って探すのがおすすめです。

この章では、インターネットを使った3通りの講師の探し方をご紹介。それぞれのメリット・デメリットもあわせてお伝えしますので、ご自身の目的や状況に合うものを実践してみてください。

検索で講師を直接探す

ワークショップ講師を探す方法として、googleやYahoo!といった検索サイトを使って直接講師を探すやり方があります。

例えば、フラワーアレンジメントのワークショップを検討しているなら、「フラワーアレンジメント ワークショップ 講師」といったキーワードを入力して検索にかけます。

このように検索すると、講師派遣サービスはもちろん、個人で活動しているワークショップ講師の情報も数多く出てきます。
最近ではinstagramやtwitterなどのSNSを駆使している講師も増えているので、SNS内で探してみるのも手です。

それでは、検索で直接講師を探す場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

【メリット】
▶︎数多くの候補から、希望の講師をセレクトできる
▶︎個人の講師と直接交渉すれば、講師派遣サービスを利用するよりも低価格で依頼できる場合が多い

【デメリット】
▶︎多くの検索結果の中から探す必要があるので、時間と手間がかかる
▶︎直接交渉する場合、報酬や講演内容などの個別調整や交渉が大変

講師派遣サービスで探す

ワークショップ講師を派遣するサービスを利用すると、自分で検索して探すよりも少ない工数で理想の講師と出会える可能性があります。

講師派遣サービスは、ワークショップの実績が豊富な講師陣からこちらの要望に合わせた講師を提案し、条件面や講演内容などの調整ごとも仲介してくれるサービスです。

講師の身元やワークショップの実績もある程度保証されているので、その点でも安心感がある点が特徴です。

それでは、講師派遣サービスで探す場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

【メリット】
▶︎要望を伝えるだけで質の高い講師を提案してもらえるので、自力で探すより労力と時間を節約できる
▶︎ワークショップ経験が豊富な講師や、著名人に依頼できる

【デメリット】
▶︎仲介手数料などの費用が講演料とは別でかかるため、費用が高額になりやすい
▶︎決まったコンテンツのみ対応可能なケースもあるので、自分のワークショップのテーマややりたいことに合わない可能性がある

講師が多く活動するスキルシェアサービスで探す

まだあまり知られていないですが、「スキルシェア」のサービスに登録している講師から、理想の講師を探すこともできます。

スキルシェアとはSkill(スキル・知識)+ Share(共有する)を組み合わせた言葉で、その名の通り、自身の持つ専門的なスキルや知識を、それを欲している人に有償・無償で教えることを指します。

サービスによってさまざまですが、日本最大級のスキルシェアサービス「ストアカ」では、excelやプレゼン資料作成といったビジネススキルはもちろん、ヨガ・フィットネス、料理、メイク、アクセサリー作り、フラワーアレンジメント、占いなど、約500ジャンルにも及ぶ多種多様なワークショップの講師が登録。

プロのワークショップ講師や副業で講師をしている方も多く、ワークショップの内容やレベルに応じて幅広い候補者の中からセレクトできます。

また「ストアカ」では、要望に沿った講師を提案から派遣までワンストップで相談できる窓口があるので、実質的には講師派遣サービスと同じようなサービスを受けることができます。

それでは、スキルシェアサービスで探す場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

【メリット】
▶︎要望を伝えるだけで質の高い講師を提案してもらえるので、自力で探すより労力と時間を節約できる
▶︎ワークショップ経験が豊富な講師に依頼できる
▶︎仲介手数料はかかるが、一般的な講師派遣サービスより安価
▶︎自分のワークショップのテーマややりたい内容に応じてカスタマイズできる

【デメリット】
▶︎自力で探すより費用がかかる可能性がある
▶︎タレントや芸能人への依頼は難しい

講師への依頼方法

ここまで講師の探し方についてメリット・デメリットをあわせてご紹介してきました。

この章では、それぞれの探し方において、講師探しからワークショップの実施までの大きな流れを整理します。この手順を、ワークショップを設計する際の参考にしてください。

インターネットで直接探す場合

STEP 1)検索する
googleやYahoo!などの検索サイトを使って、キーワードを入力して講師を探します。「フラワーアレンジメント ワークショップ 講師」「ヨガ 講師」など、実施したいワークショップのテーマに沿ったワードで検索するようにしましょう。

STEP 2)問い合わせやDMで依頼内容を送る
検索結果の一覧からイメージに合う講師の候補を見繕います。候補者をexcelシートに追加していき、ある程度候補者がまとまったら、講演依頼を行います。

本人のホームページやブログがある場合、問い合わせフォームや仕事の依頼を受け付ける連絡先が記載されているので、その宛先にコンタクトを取ります。
SNSアカウントしか見つからない場合、直接DMを送って依頼してみましょう。

STEP 3)内容や条件面などをすり合わせる
問い合わせに返事が来たら前向きに検討してもらえる可能性が高いので、早速アポイントメントを取ります。文面だけでは伝わらないワークショップの詳細の説明や、報酬などの条件のすり合わせ、講師に相談したいことを事前に整理して臨みましょう。

STEP 4)イベントまでの段取りを適宜共有する
条件やスケジュールなどに合意できたら、あとはワークショップ本番までの準備を進めていきます。ワークショップの実施方法(対面の場合は会場の手配、オンラインの場合は配信環境の整備)や当日の流れといったことは適宜講師と共有・相談しながら定期的に連絡を取ります。

また資料作成など講師に依頼しているものがある場合には、適宜進捗の確認も忘れずにします。講師も多忙なので「うっかり忘れていた!」ということも十分にあり得ます。全体のスケジュール管理はワークショップ企画者の責務だと認識しておくと良いでしょう。

講師派遣サービスで探す場合

1)サービスに問い合わせる
気になる講師派遣サービスを見つけたら、公式サイトから問い合わせます。多くのサービスでは、問い合わせ後、追って担当者から個別に連絡がきます。

担当者と面談をして、ワークショップの詳細情報や予算感などを伝えましょう。事前に理想の講師のイメージを具体的に共有しておくと、より精度の高い講師提案が可能になります。反対に、どんな講師が良いのかをクリアにしないと何度もやりとりするハメになるので要注意です。

2)講師候補を提案してもらい、選定する
ヒアリングで要望を伝えたら、講師候補の提案を待ちます。
講師の人物像や実施したいワークショップの内容とのマッチ度を踏まえ、講師を選定します。1回の提案では決められないこともありますが、その場合は諦めずに再度担当者に意向を伝えて再提案してもらうか、別の講師派遣サービスにも声をかけましょう。

3)依頼内容の詳細を共有・すり合わせ
講師が決まったら、担当者を通じて(または講師を交えて)、ワークショップの主旨や詳細、講師に依頼したいことなどのすり合わせと確認を行います。場合によっては本番前にリハーサルを行います。

講師が多く活動するスキルシェアサービスで探す場合

基本的な流れは、「講師派遣サービスを利用する」場合とほとんど同じですので、上記を参考にしてください。

スキルシェアサービスで探す場合、ワークショップの中身や講師に依頼したいことは、一般的な講師派遣サービスより柔軟に相談できるケースが多いです。

そのため、講師選定前後に「こんなこともお願いできるか?」「このテーマの中で、この部分に時間をかけたい」といったこともまずは気軽に相談してみましょう。

まとめ:簡単でリーズナブル!ワークショップの講師探しなら「ストアカ」に相談

この記事では、ワークショップ講師を探す際のポイントや具体的な探し方・依頼手順についてひと通りご紹介しました。

講師を自力で探そうとすると労力と時間がかかって大変…
講師派遣サービスを利用すると楽になるけど費用が高くなってしまう…

このようなジレンマに挟まれて、講師選びが難航してしまうこともあるでしょう。ワークショップ講師を、手間を最小限にしつつリーズナブルに探すなら日本最大級のスキルシェアサービス「ストアカ」の公式プロモーションプログラムがおすすめです!

◆ストアカ3つの魅力◆

  • 約500ジャンル/45,000名以上の講師にワークショップを依頼できる!

  • 受講者満足度97.5%!質の高いワークショップ講師が多数在籍

  • 講師1名あたり20万円〜*依頼可能!

※仲介手数料・講演料など含む。詳細は別途お見積りの上でご提案します



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