オンラインで変わる?変わらない? 月謝教室の運営方法
見出し画像

オンラインで変わる?変わらない? 月謝教室の運営方法

ストアカ公式note

画像2

今までピアノやヨガ教室など対面レッスンが当たり前だった教室が、次々とオンラインレッスンに切り替わっています。そんな中で悩みの種になるのが、月謝レッスンについて。これまで対面で行っていた月謝教室やお稽古のやり方で良いのか? 価格設定は対面と同じで良いのか?など考えるべきことがたくさんありますよね。

そこで、本記事では先生のお悩みである「オンラインレッスンの月謝の価格設定」「集金方法」「レッスンの進め方」について、ポイントを説明します。

また、対面レッスンと同等以上に満足度の高いオンラインレッスンを行うめに、気をつけたい点もあわせてご紹介します。オンラインレッスンを月謝制で行う時の不安や不明点を解消して、満足度の高いレッスンを開催しましょう。

月謝のオンラインレッスン3大お悩みポイント

画像3

オンラインレッスンを開催するにあたり「月謝レッスンをどう運営するのか?」は、悩むところ。対面レッスンと同額でよいのか、安くしたほうがよいのか。また、今まで月謝袋で受け取っていた月謝の集金方法をどうすればよいのか、検討すべきポイントがいくつもありますよね。早速オンラインでの月謝レッスンについて、先生が抱える3つのお悩みを見ていきましょう。

■価格設定をどうするか
オンラインレッスンを導入する際に、先生と生徒さんで月謝の金額イメージが違うケースがあります。先生からすると、カメラやマイクなどの機材を購入し、レッスンをスムーズに進行するために事前準備をしっかり行う必要があります。オンラインレッスンだから楽になることはなく、むしろ大変なことも多いので、「これまでの月謝と同じ」もしくは「できるなら値上げしたい」というのが本音ではないでしょうか。

一方で、生徒さんからすると対面レッスンよりもオンラインレッスンのほうが「臨場感が伝わらない」「学べることが少ない」というイメージから、月謝代が安くなると思っている方も少なくありません。月謝レッスンの価格設定について、両者の認識が食い違ったままだと集客もうまくいきません。

そこで、月謝代を設定する上で重要なポイントを3つお伝えします。


1. 対面レッスンと同じ価値を提供できるか
生徒さんに提供できる価値が対面レッスンとオンラインレッスンで変わらないなら、月謝代は同じでよいでしょう。

例えば、今まで近所のカフェで英語のマンツーマンレッスンをしていた場合、オンラインレッスンに移行してもレッスン内容は基本的に同じです。レッスン会場がカフェから自宅に変わっただけなので、生徒に提供できる価値は同じというわけです。このような場合は、対面レッスンとオンラインレッスンの月謝代を変える必要はありません。

しかし、オンラインレッスンでは対面レッスンと同じ価値を提供できない場合は、月謝代を下げるか、レッスン内容を再検討して同価格で提供できるだけの工夫が必要です。

例えば、ホットヨガを習っている場合、高温多湿の空間で大量の汗をかきながらヨガのポージングができる、というメリットがあります。これがオンラインレッスンになると、スタジオと同じ環境をつくれず、体が温まりにくい・汗をかきにくいというデメリットにより、生徒さんの満足度が下がってしまう可能性も。このような場合は、レッスン提供のみとして月謝代を下げる、月謝代を下げたくないならレッスン回数を増やすなどの工夫をすべきでしょう。

2.オンラインレッスンならではの良さをプラスできるか
オンラインレッスンで、対面レッスンでは提供できない価値をつくれたら、生徒さんの満足度が高まります。例えば、ピアノ教室の場合、オンラインレッスンを録画しておいて生徒さんが復習できるようにすると、ピアノの上達スピードが上がる可能性があります。このようにオンラインレッスンだけの付加価値を提供できると、生徒さんも喜んでくれるでしょう。もし対面レッスン以上の価値を提供できれば、月謝代を上げることもできるかもしれません。

3.生徒数×月謝代=総売上をシュミレーションして、最適な月謝代を設定する
上記1と2が比較的簡単に実現できそうであれば問題ないのですが、もし難しそうという場合は、月謝代ではなく「対面レッスンの総売上」「オンラインレッスンの総売上」を比較してみましょう。オンラインレッスンは、スクールに通う必要がなく自宅でレッスンを受けられるので、全国の生徒さんを募集できるという大きなメリットがあります。つまり、月謝代を安くすればレッスン参加のハードルが下がり、その分生徒数を増やすことができるかもしれない、というわけです。

このように、「生徒数×月謝代=総売上」をシュミレーションして、総売上が最大化するようにオンラインレッスンの月謝代を設定するのも一つの手です。


■月謝をどうやって受けとるか
月謝の価格設定が終わったら、次は集金方法を検討しましょう。対面レッスンでは直接生徒さんから月謝代を受け取るケースが多いと思いますが、オンラインレッスンでは生徒さんと会わないのでオンラインで集金する必要があります。

クレジットカード決済や銀行振込、モバイル決済などさまざまなオンライン集金方法があります。最近では、バーコード決済やQRコード決済の普及が進んでいて、コンビニやドラッグストアなどどこでも簡単にオンライン決済できるようになりました。

したがって、オンライン決済をすることに抵抗感がある、という生徒さんも徐々に少なくなってきています。オンラインレッスン導入のタイミングに合わせて、オンライン決済での集金に切り替えるのも良いでしょう。オンラインレッスンを開催する時の集金・決済方法や、メリット・デメリットについては、以下の記事も参考になさってみてください👇


■レッスンの内容や進め方、スピードをどうするか
オンラインは対面レッスンに比べて、生徒さんとコミュニケーションが取りにくくなる可能性があります。そのため、オンラインレッスンの内容そのものをどうするのか考える必要があります。

インターネット回線の速度が遅かったり、使用するパソコンや機材のスペックが悪くて画面の動きが遅かったり音質が悪いと、円滑に講座を進行できないこともありますよね。これらを考慮した上で、余裕をもったレッスン内容やスケジュールをつくっていきましょう。

レッスンの進め方については、こまめに生徒さんの理解度を確認するように意識することが大切です。一方的に話を進めずに、きりの良いところで質問タイムをつくったり、雑談したりしながら生徒さんの状況を確認する方法もよいですね。また、レッスンを進めるスピードが速すぎないかも気にしながら試行錯誤してみてください。


価格を下げずに満足度の高いレッスンを行うために

画像4

オンラインの月謝レッスンについて、先生が抱える3つのお悩みについて触れてきました。ここからは「なるべく価格を下げたくない」という先生のために、生徒さんの満足度を高めるレッスンのポイントを説明していきます。

■生徒のITリテラシーを考慮する
初めてのオンラインレッスンでインターネット回線がうまくつながらない、画面共有がきちんとできないなどのトラブルが発生するのはよくあるパターンです。先生がいくら事前準備をしっかりしていたとしても、生徒さんがオンラインレッスン会場にアクセスできなければレッスンを開催できません。開催できたとしても、レッスン時間を短くする・スケジュールを変更するなどイレギュラー対応が発生する可能性があります。

よって、すべての生徒さんが問題なくオンラインレッスンに参加できるよう、生徒さんのITリテラシーを考慮してご案内するのがポイント。例えば、「文章だけでなくキャプチャ画面をつけて操作方法を説明する」、「よくあるトラブルシューティングを共有する」「レッスン開始前にテストアクセスをしていただくよう案内する」など、色々な方法を試してみましょう。

パソコンに慣れていない方、初めてのツールを使うことに抵抗を感じる方は、少しでも操作がうまくいかないとレッスンに参加するモチベーションが下がってしまうこともあるので、細心の注意を払って生徒さんのケアをするよう心がけてください。


■複数人を教える場合、気持ちゆっくりめに進行する
先生1人に対して生徒さんが複数人参加するオンラインレッスンの場合、全員が理解しながらレッスンを進行できているかを注意してみてください。当然のことですが、生徒さん一人ひとりの理解度は異なるので、特に初心者向けのレッスンでは少しゆっくりめに誰でも分かるくらいのペースで進めることをおすすめします。

また、先生はゆっくり話しているつもりでも、レッスンに熱が入ってくると自分が思っている以上にハイペースで話してしまうことがあります。なるべく心穏やかに、落ち着いた気持ちでレッスンに望むことも大切です。

もうひとつの方法として、レッスンの開始時に生徒さんの習熟度を確認してみるのもよいです。一番の初心者に合わせてレッスンを行えば、全員が理解できるようになるでしょう。ただあまりに習熟度やレベルが異なる生徒同士を同じレッスンで教えると、習熟度の高い生徒さんの満足度が低くなってしまうことも。レッスン内容を考えるときに、習熟度別のレッスンをつくるなどの工夫をしておくのがおすすめです。


■こまめに質問の時間を取る
マンツーマンレッスン・複数人で行うレッスンのどちらの場合も、生徒さんに不明点や質問がないかをこまめに確認するようにしましょう。特に、複数人で行うレッスンはほかの生徒を気にしてしまい、本当は聞きたいことがあるのに恥ずかしくて聞けないと思う方もいるかもしれません。また、質問するタイミングが分からず躊躇してしまうケースもあります。

そのため、最後にまとめて質問に答えるのではなく、レッスン中にちょうどいいタイミングで、何度か質問タイムをとるのがおすすめです。それでも質問するのが恥ずかしい方もいますので、その場合にはビデオ会議ツールの「チャット機能」をうまく使うのも手です。レッスン開始時に「チャットでコメントや質問をしても大丈夫ですよ!」と伝えておけば、みなさん安心しますよ。


■レッスン後にアフターフォローの時間を取る
満足度が高いレッスンを行うためには、毎回のレッスン後のアフターフォローも重要です。例えば、通常は定型文で一斉送信するお礼メールを、生徒一人ひとりに合わせたアドバイスのメールにすることで生徒さんの満足度が一気に高まります。また、定期的に状況確認メールを送ったり、お問い合わせの窓口をつくったりしておくのもおすすめです。

アフターフォローによって、プログラム内容やわかりやすさといった講座自体の満足度だけでなく、先生の人柄や丁寧さもしっかり伝わるので、「今後も続けてこの先生に教えてもらいたい」と、さらに満足度が上がるはずです。先生にとってはちょっと一手間ですが、こうした細やかな対応が月謝レッスンの継続利用に関わってくるのです。


■レッスン環境を整える(機材含む)
生徒さんにストレスフリーでオンラインレッスンを受けていただくために、レッスン機材・レッスン環境をきちんと整えましょう。

まず最低限必要なのはインターネット回線です。途中で回線が途切れてしまっては、せっかくのレッスンが台無しなので、スムーズにオンラインレッスンを進行できる速度が出ることが条件となります。通信速度の速い光回線やWi-Fiルーターなど、ご自身のレッスン内容に応じてインターネット回線を用意してください。

その他、音質をよくするためにマイクを用意する・先生の顔がよく見えるようにWebカメラを用意する・画面を明るくするために照明機材を用意する、見せたい画面を的確に捉えるために三脚を用意する、などレッスン内容に合わせて必要な機材を揃えていきましょう。もしご自身で分からない場合は、生徒さんに分かりにくかった点があったかどうか、生のお声を直接聞いてみるのもよいかもしれません。

オンラインレッスン機材についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください👇

まとめ

ここまで、先生が悩みやすい月謝のオンラインレッスンについて、価格設定・集金方法・レッスンの進め方の重要ポイントを説明しました。また、対面レッスンと同じくらい満足度の高いオンラインレッスンにするための工夫について、大切なポイントをご紹介しました。

 
月謝教室・お稽古のこれまでの作法とだいぶ異なる部分もあるので不安もありますが、やり方や考え方次第で生徒さんの満足度が上がります。満足度の高いレッスンを開催できれば、新規の生徒が増える可能性もあります。ぜひこの記事を参考にして、オンラインの月謝レッスンに挑戦してみてくださいね。

画像5

note用バナー_先生になる



ありがとうございます✨
ストアカ公式note
教えたい人と学びたい人をつなぐまなびのマーケット「ストアカ」の公式noteです。「オトナになっても新しいことに挑戦したい!」という気持ちをポンと後押しするような、新たな選択肢や気づきを与える情報を発信します。 https://www.street-academy.com/