ポストコロナ時代の習いごとは“ハイブリッド型“? 対面とオンラインの使い分けで自分らしく学ぶ!
こんにちは、ストアカ編集部です。
2023年上半期は、大人の習いごとのトレンドを大きく変えるような出来事が立て続けに起きています。3月13日からマスク着用が個人の判断に委ねられるようになりました。これにより、街中はもちろん、電車内や屋内でもマスクを着けていない人の姿も見かけるようになりましたよね。
さらに少し先ですが、5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行する予定になっています。5類と聞いてもあまりピンと来ませんが、季節性インフルエンザなどと同等の分類になるということです。
こうした世の中の変化の影響を受け、特に2023年に入ってからストアカにおいても対面開催の講座の人気が急上昇しています。しかし、受講している方の傾向を見ていると、どうも単純にオンライン講座から対面講座に移行しているだけではない様子。
環境の変化に伴って、ストアカユーザーのまなびの動向がどのように変化しているのか? 受講データやアンケートなどをもとに、編集部独自の視点で考察してみました!
<この記事はこんな方におすすめ>
他の人が対面やオンライン講座をどう使い分けているのか気になる
対面講座に興味があるが、コロナ感染もまだ不安なので躊躇している
現在の大人の習いごとのトレンドを知りたい
人気ジャンルランキングから見る、対面・オンラインの使い分けの実態
まず、対面開催とオンライン開催で習いごとニーズがどのくらい異なっているのかを把握するため、それぞれの人気ジャンルランキングを見てみました。
すると、料理教室を除いて見事なまでに“まったく違う”ジャンルがそれぞれ上位にランクインしていました。この結果を見ると、当初の予想通り、ジャンルや目的によって対面講座とオンライン講座を使い分けている”ハイブリッド受講”を実践している方がかなりいるようです。
人気ジャンルから紐解く、対面講座に求めること
対面講座では、メイク・演劇・ダンス・写真・デッサンといったジャンルが上位に入っています。ジャンルとしてはバラバラのように見えますが、実はこれらには習いごとを楽しむ上で大切な共通点があるのです。
1つ目は、「先生や他の生徒と一緒にアウトプットする/見よう見まねでこそ、スキル習得がしやすい」こと。
例えば、メイクであれば実際にプロである先生にメイクを施してもらうことで、体感的に自分に合うメイクのやり方が身につきます。また写真教室も同様に、実際に先生と撮影しながら機材の細やかな調整、より良い画角を知ることができますよね。
こういった細かな技法の習得や先生から体感的に学べる点では、オンラインより対面講座ならではのメリットと言えそうです。
2つ目は、「みんなでワイワイ交流を楽しめる」こと。これは単純なようで、やはりリアル対面ならではの習いごとの醍醐味と言えます。
具体的なジャンルで言えば、演劇やダンスなどがこれに当たります。交流するだけでなく、他の人と一緒にやることで張り合いが出たり、お互いに切磋琢磨できることも魅力です。
人気ジャンルから紐解く、オンライン講座に求めること
オンライン講座では、子どもの学習、英語、起業・独立の準備、占いなどがランクインしています。こちらも対面講座同様、ジャンルとしてはバラバラですが、やはりオンラインならではのメリットが享受できる共通点があります。
1つ目は、「オンラインでも、対面同等かそれ以上に学びやすい」こと。先ほどの対面で人気のジャンルでは、同じ場所で先生や他の生徒と学ぶことで得られる価値について触れました。
一方、近年ではインターネットやテクノロジーの進化のおかげで、オンラインでも質の高いレッスンを行うことが可能になりました。例えば、占いやビジネス系の講座など、先生が資料を投影しながら講座を進める座学中心のものであれば、オンラインでも対面と遜色なくスキル・知識の習得ができます。
このように、オンラインでも対面と同じように質の高いレッスンを受けられるジャンルなら、わざわざ対面でなくても!という方が増えているようです。
2つ目は「移動するコストを抑えられる(抑えたい)」こと。これは上述した1つ目の条件を満たした上で、ですが、オンラインレッスンは、場所や時間に縛られずに自由にレッスンを受けられるのが大きなメリットです。
例えば、オンライン家庭教師はこの最たるものです。お子さんが対面の集団塾や個別指導塾に通っていた方であれば、塾の送り迎えが意外と負担に感じると思います。オンライン家庭教師にすれば送迎の負担がなくなり、さらに言えばコロナ感染リスクもなく、リビングでお子さんが授業を受けている様子も見守れるので安心ですよね。
ハイブリッド受講の3つのパターン
ここまではストアカでの人気ジャンルから、対面・オンライン講座をそれぞれ受講するメリットや共通点を紐解いてきました。
実際に1人の方がオンラインと対面の両方の形式で異なる講座を受講するケースは多く、この章ではどのように使い分けてハイブリッド受講しているのか、3つのパターンを想定してみました。
もちろんこの3つ以外にも使い分け方は色々あるので、あなただけの使い分け方を見つけてくださいね。
①趣味は対面、スキルアップはオンラインで使い分ける
ONとOFFを切り分けて、まなびを楽しみたい方に向いているハイブリッド受講です。
趣味のデッサンは先生や他の参加者との交流も楽しみたいから対面で受講し、平日の夜に受講するビジネス系の講座は移動しなくて良いオンラインで受講するといったケースです。
②自分磨きや習いごとは対面、お子さんの学習はオンラインで使い分ける
ご自身だけでなく、お子さんの習いごとやお勉強も、ストアカで完結させたい方に向いているハイブリッド受講です。
例えば、お母さまは対面開催のメイクやパーソナルカラー診断などの美容系のレッスン、お子さんはオンライン家庭教師で学校の予習・復習でそれぞれの目的に応じてストアカを利用するパターンに当たります。
③同じジャンルでも、目的によって使い分ける
実は先ほどのランキングにもあるように、対面でもオンラインでも人気のジャンルがあります。これらのジャンルは目的によって対面とオンラインを使い分けていることが多いです。
例えば、料理教室。対面講座で人気なのが「魚捌き」のレッスンです。魚の捌き方だけであればオンラインでもできますが、実際に先生と魚市場に出向いて新鮮なお魚を仕入れる講座が特に人気です。
ひとくちに料理教室といっても、このように料理以外の体験も含まれているなら対面講座で受講する魅力も満載ですね。逆に作り置きレシピや時短レシピといった内容であれば、オンラインで受講する方が多いでしょう。
ハイブリッド受講したい方の声
この記事を読んで、「なるほど!自分も対面とオンライン講座をうまく使い分けてみたい!」と思われた方がいるかもしれません。
最後に、ストアカユーザーのアンケートで「今後ハイブリッド受講したい理由」について伺いましたので、皆さんのコメントをいくつかご紹介します。
皆さんのこれからの習いごとのスタイルのご参考にしてください!