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集客力のあるワークショップを!人が集まらない原因と対策を解説

「ワークショップを企画したけど、なかなか参加者が集まらない」
「著名人を呼ばないとイベントに集客できないの?」

ワークショップの企画を担当している方であれば、一度はこのような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。

どれだけ魅力的なコンテンツを考え、有名なゲストを招待できたとしても、そもそも参加してくれる人を集客できなければワークショップの成功はあり得ません。

ワークショップに人が集まらない理由は1つとは限らないので、原因を分析して次回のワークショップに活かすのも難しいですよね。

この記事では、ワークショップで集客できない原因を考察した上で集客力を高めるためのポイントと対策をご説明します。さらに、ワークショップやイベントの告知に便利なツールも紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

ワークショップで参加者が集まらない6つの原因

ワークショップに集客できるかどうかは、さまざまな要素によって決まります。

どれだけ内容が面白くても、早朝や真夜中に開催されるワークショップには人が集まりにくいでしょう。あるいは、シニア向けのワークショップに、若者に人気のタレントを講師として招いても集客できません。

ワークショップを企画するとき、どうしても「何をするか」「誰に登壇してもらうか」といった内容の部分に気が行きがちですが、場所や時間、告知方法などの細部にも気を配ることが大切なのです。

ここでは6つのポイントに焦点を当てて、集客できない原因を詳しく考察します。

対象が明確ではない

あなたのワークショップに参加して欲しいのは、どのような人ですか?
ワークショップには目的があるはずですから、「参加者は誰でも良い」ということはないですよね。

対象は、できるだけ具体的に設定しましょう。すると、自然とワークショップの内容やタイトルなどもその対象にとって魅力的で参加したくなるものになります。

対象が明確でないと、ワークショップの企画内容も漠然としたものになりがち。とにかくたくさんの参加者を集めたいと考えるあまり、イベントの魅力が誰にも伝わらず集客できないなんてこともあり得ます。

主婦、妊婦、親子連れ、ビジネスパーソン、シニア、子ども…。
さらにいえば、主婦の中でも、「ダイエットしたい主婦」「資格を取りたい主婦」「アニメに興味がある主婦」など、興味や関心によっても対象が変わってきます。

企画やタイトルが魅力的ではない

対象となる人が思わず参加したくなるワークショップは、企画(ワークショップの内容)とタイトルが優れています。

当たり前ですが、ワークショップが面白いかどうかは実際に体験してみないとわかりません。そのため、集客時にはそのワークショップに参加する価値がありそうだと思わせるための工夫が不可欠です。

例えば、以下の2つのタイトルのうち、どちらがより魅力的に見えますか?
「美味しくて楽しい!オンライン時短料理レッスン」
「作った料理をそのまま食卓へ!オンライン時短料理レッスン」

同じ内容でも、より集客力があるのは2つ目のタイトルです。1つ目のタイトルは「美味しくて楽しい!」という、料理教室であれば当たり前のことを書いているだけですが、2つ目の方は(オンラインなので)自宅で作ったものを、そのまま家族の食事として出せる、というメリットを提示しています。

このように、タイトル1つで集客力に雲泥の差が生まれます。ほんの1文ですが、ここをおざなりにするとワークショップに人が集まらないでしょう。

参加しにくい曜日・時間帯に開催

ワークショップに申し込みたくても、曜日や時間帯が合わなければ参加できません。当たり前に聞こえますが、意外と見落としがちなので要注意です。

どのような人を集めたいのかによって、ワークショップを開催すべき曜日や時間帯は異なってきます。
例えば、ビジネスパーソン向けのワークショップを平日の日中に開催しても参加率は低いので、平日なら早朝(出勤前の朝活)や、夕方以降にするのがベストです。

対象となる人の生活リズムや活動しやすい時間帯を把握していないと、せっかくのワークショップに人が集まらないので気をつけましょう。

アクセスしにくい場所で開催

曜日や時間帯同様、ワークショップを開催する場所も重要です。

大都市圏で開催する場合でも、中心エリアから距離が離れていたり、公共の交通機関でのアクセスが悪いと参加率は下がってしまいます。
さまざまな主要駅からアクセスのしやすいターミナル駅の周辺で会場を押さえるのが理想ですが、会場費も高くなりますので予算と相談して決めましょう。

また、車移動が当たり前の地方都市の場合、駐車場を確保することも忘れてはいけません。

もし会場費を抑えるために立地条件の悪い会場での開催を検討していたら、改めて考え直してみてください。

参加費が高すぎる

無料の場合は問題ありませんが、ワークショップの参加費が高いと集客しにくくなります。

仮に同じような内容のワークショップで1,000円と5,000円のものがあったら、余程のことがない限り前者を選びますよね。

また、参加費が高いと参加する人からの期待値も上がります。なんとか人を集められたとしても、その期待を上回ることができなければ満足度の低い体験になってしまいます。

ワークショップの参加費が高いかな?と感じたら、一度見直した方が良いかもしれません。

告知方法が適切ではない

いまやワークショップを知ってもらう方法はたくさんあります。

チラシやパンフレット、ポスターといった従来のやり方に加え、instagramやfacebook、twitterなどのSNSやYouTube、ホームページやブログといったデジタルツールを活用することで、より多くの生活者にリーチできるようになりました。

しかし、適切な告知方法やツールを利用しないと、本来参加して欲しい人にメッセージが届かないなんてことも。SNS1つをとっても、それぞれのサービスによってアプローチできる生活者の年代や性別、エリアなども違ってきます。

「大変だけど、とにかく考えられる手は全部使っている」
「SNSはよくわからないから、とりあえずチラシを配っている」
このような担当者の方は、ぜひ一度告知方法について再検討しましょう。

集客できるワークショップの6つのポイント

ここまで、ワークショップに集客できない原因について6つの視点から解説してきました。

ただ「原因はわかっても、どう改善すれば良いのかわからない…」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この章では前述の「集客できない原因」を踏まえてワークショップに効果的に集客するためのポイントとコツをお伝えします。

対象を明確にする

どのような人を対象としたワークショップなのかを明確にします。まずは、大まかな対象を設定してみましょう。

仮に「30代〜40代の女性」を対象にしたヨガのワークショップを実施するとします。
「30〜40代の女性向けヨガワークショップを開催します!」と謳っても、ほかのヨガレッスンとの差別化ができないので、もう少し対象を絞っていきます。

マーケティング用語でいう「ペルソナ」を描いていくイメージです。この時に意識したいポイントは以下の4点です。

  • 対象の仕事は?

  • 対象の家族構成は?

  • 対象の関心や趣味は?

  • 対象の悩みは?

例を進めると、「30〜40代の女性」で、
仕事を「専業主婦」
家族構成を「夫・2歳の娘」
趣味を「家事や育児の空き時間でYouTubeで動画を見ること」
悩みを「出産を機に太ってしまったが、コロナ禍もあってダイエットができない」
と設定してみました。

どうでしょうか。
このような手順で対象の人となりを詳細に描くと、この人が普段どんな生活を送っているのか? どんな誘い文句に興味を惹かれそうか?といったことが見えてきますよね。

対象を明確にすることで、後述するタイトルや告知方法についても方向性がクリアになってきます。

参加しやすい場所・日時にする

日時や開催場所が、対象となる人の生活スタイルに沿っていないと集客できないことは前章でも触れました。

曜日・時間帯については、主な対象ごとに以下の情報を参考にしてください。

①ビジネスパーソン
・平日の場合:早朝(出勤前)または夕方以降(アフター6以降)
・休日の場合:午前中

②主婦
・平日の場合:お昼前後〜夕方
(小さな子どもがいる場合、保育園のお迎えまで)
・休日の場合:日中〜夜

③ファミリー
・平日の場合:基本的に難しい
・休日の場合:日中〜夜

④アクティブシニア(退職後)
・平日の場合:日中〜夜
・休日の場合:終日
※在職中のシニアの場合、ビジネスパーソンに準じる

また、開催場所は原則として、対象のエリア範囲内に住んでいる人からのアクセスがしやすいかどうかが判断基準になります。

東京や大阪などの公共交通機関が発達しているエリアであれば、電車やバスを利用して30分〜長くても60分以内でストレスなく会場に辿り着くことができれば問題ないでしょう。

最近ではオンライン形式のワークショップも増えており、全国各地から参加者を集めることができるようになりました。一方、オンライン開催する場合、使用するオンライン会議ツールやワークショップ用のサービスを考える必要があります。

タイトルを工夫する

ワークショップへの参加を検討している人に向けて、その魅力を最も効果的に伝えられるのがタイトルやキャッチコピーです。

チラシやパンフレット、SNSなどでの告知においても、タイトルは誘い文句として大々的に掲載されることが多く、とても重要な役割を担っています。

タイトルを作るときに意識したいポイントは、主に4つあります。

  • メリットを提示する(今日から使える、など)

  • お得感を提示する(参加者全員にクーポン配布、など)

  • 特別感を提示する(期間限定、1日10名様、など)

  • 規模感や実績を提示する*(日本最大のイベント、など)

※規模や実績を訴求する場合、必ずその根拠をセットで明示

最後に気をつけたい点として、絶対に嘘をつかないようにしましょう。
集客したいばかりに事実ではないメリットや特典を告知するのはNG。仮に集客できたとしても、参加者の満足度が低いワークショップになってしまいます。

適切な参加費を設定する

「できるだけリーズナブルに良いものが欲しい」と思うのが人情です。

ものに限らず、ワークショップやイベントなどの体験においても同じことが言えます。むしろ目に見えないものだからこそ、一般的な物差しでその価値を判断するのが難しいもの。

参加費の設定方法に唯一無二の正解はありません。ワークショップの内容や準備にかかる費用・諸経費などを踏まえた上で設定するのが一般的ですが、似た内容のワークショップの参加費を参考にすると良いでしょう。

開催場所や参加定員、会場の規模などを比較して近しい事例を探すと、大体そのワークショップの相場感がわかります。

必ずしも相場より安くする必要はありません。相場より高くても、ワークショップの内容や使用する素材の品質、登壇する講師の知名度などに応じて、相応の価値があれば人は集まります。

適切な告知方法で発信する

ワークショップの対象によって、適切な告知方法も変わります。

例えば、ティーンエイジャーを対象にしたワークショップの場合、新聞に折込チラシを挟んでも読まれないでしょう。また60代以上のシニア世代を集客するのにtiktokで宣言しても集まりそうにありませんよね。

これらは極端な例ですが、ワークショップに集めたい人たちがどこにいるのか?を理解した上で告知施策を実施しないと効果的・効率的な集客ができません。

また昨今では、どの世代を集客するにしてもSNSを駆使することが増えてきました。特に利用する機会が多いInstagram・Twitter・facebook・TikTokの4つのSNSについて簡単に特徴を紹介します。

これらの特徴や利用者属性を踏まえて告知に活用しましょう。

①Instagram
年代:10〜20代がボリュームゾーン
性別:女性がやや多い
特徴:おしゃれな写真を中心に視覚的なコンテンツを投稿・閲覧する

②Twitter
年代:10〜20代がボリュームゾーン
性別:男女半々くらい
特徴:短文のテキストでのリアルタイムな情報発信やコンテンツ投稿が多い

③facebook
年代:30〜50代がボリュームゾーン
性別:男性がやや多い
特徴:実名でリアルな友人や会社の同僚などとのコミュニケーションに使われる

④TikTok
年代:10〜20代がボリュームゾーン(最近では30-40代の利用者も増加傾向)
性別:男性がやや多い
特徴:短い動画でトレンドの音楽や面白い動画を視聴・投稿する

告知ツールを活用する

自社の告知施策と併せて活用したいのが、外部の告知ツールです。
ワークショップやイベントのニーズの高まりによって、最近では無料でワークショップを掲載できるサイトが増えています。

告知ツールを併用するメリットとしては以下の3点が挙げられます。

  • 無料で掲載できる(※サービスによっては有償プランもあり)

  • 便利な集客管理ツールが使える

  • 告知ツール内で集客できる

次の章でおすすめの告知ツール4選をご紹介します。

おすすめのワークショップ告知ツール4選

前章の最後に告知ツールを活用した集客のメリットを説明しました。
ここでは、活用を検討したいおすすめのサービスを4つご紹介します。

ほとんどのサービスが無料で利用できますので、この中から1つだけと決めずに色々なサービスを併用するのも手ですよ。

ストアカ

ストアカは、累計受講者数115万人/会員数60万人を超える、日本最大級の習いごと掲載サイトです。

あらゆるジャンルの習いごとに興味のある生活者が日々利用しているので、サイトにワークショップを掲載するだけでも集客効果を見込めます。
サイト内でのレコメンド機能や、運営から定期的にメルマガなども配信されているので、ワークショップの認知獲得や集客力が大きいのが特徴。

個人はもちろん、大手企業もワークショップやセミナー掲載しているので、その点でも安心です。

掲載料は無料、集客管理ツールや参加者とのメッセージ機能なども完備されているので、ワークショップの受け皿としてメイン使いできます。

◆サービス情報◆
【公式サイト】
https://www.street-academy.com/

【特徴】
・無料で掲載できる
・60万人を超える会員に告知できる
・メルマガやアプリでも告知される
・集客管理機能完備
・あらゆるジャンルのワークショップに対応
・SEO対策が強く、検索流入が見込める

【手数料】
・10〜30%

こくちーずプロ

こくちーずプロは、50万人以上が利用するイベント集客プラットフォームです。

個人から法人まで多くの主催者が利用しており、イベント主催者は6万人、チケット販売数は320万枚を超えています。

また販売手数料が4.8%+99円と告知ツールの中でも安くなっているので、初めてワークショップを掲載する方でも使いやすいのが特徴です。

◆サービス情報◆
【公式サイト】
https://www.kokuchpro.com/

【特徴】
・無料で掲載できる
・50万人を超える会員に告知できる
・集客管理機能完備
・あらゆるジャンルのワークショップに対応
・SEO対策が強く、検索流入が見込める

【手数料】
・4.8%+99円
※こくちーず決済を利用しない場合、販売手数料は6.0%+100円
※メルマガ配信などの告知強化には別途費用がかかる

Peatix

Peatixは、840万人以上が利用するイベント管理&グループ運営サービスです。

事前審査なく、簡単な手続きですぐに告知ページを作成できます。イベント参加者の3人に1人がPeatixでイベントを知ると言われているほど、よく利用されているツールです。無料のイベントの場合、手数料なども一切かからないのもPeatixの特徴です。

◆サービス情報◆
【公式サイト】
https://peatix.com/

【特徴】
・無料で掲載できる
・840万人を超える会員に告知できる
・集客管理機能完備
・あらゆるジャンルのワークショップに対応
・無料イベントなら一切費用がかからない

【手数料】
・4.9%+99円

セミナーズ

セミナーズは、日本最大級のビジネスセミナー情報サイトです。

経営者や起業家のための質の高いセミナー情報が掲載されています。
登録やセミナー掲載は無料、有料セミナーで集客した場合のみ手数料が発生します。

◆サービス情報◆
【公式サイト】
https://seminars.jp/

【特徴】
・無料で掲載できる
・ビジネス系セミナー関心層に効果的に告知できる
・集客管理機能完備
・無料イベントなら一切費用がかからない

【手数料】
・2.9%+99円
※別途振り込み手数料が一律770円かかる
※ビジネス系以外のワークショップは掲載できない

集客力の高いワークショップなら「ストアカ」に相談!

この記事では「ワークショップの集客」をテーマに、集客できない原因と集客するためのポイントをそれぞれ解説してきました。さらに、より効果的に集客を行うために告知ツールの併用をオススメしました。

しかし読者の方の中には、記事を読んで内容は理解したものの、すぐに自分で実践するのは難しそう…と考えている方もいるのではないでしょうか。

前章でご紹介した告知ツールの1つ「ストアカ」では、独自のワークショップを無料掲載できるほか、集客力の高いワークショップの企画、登壇する講師のアサイン、さらに告知施策までワンストップでご依頼いただくことも可能です。

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