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ワイン初心者は勉強をどこからやる?始めにやることとステップを解説

ワイン初心者の方の中には、
「ワインの勉強をしたいけど、何を勉強すれば良いのかわからない」
「ワインをどうやって勉強すればいいのか分からない」

このように悩んでなかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか?

ワインをよく飲んでいても、いざ勉強しようとなると「難しそう」というイメージが強く、ハードルが高く感じられてしまいますよね。

そこで当記事では、
・ワインの何を勉強すれば良いのか
・具体的なワインの勉強方法

をご紹介します。

この記事を読めば初心者の方でも「ワインの勉強方法」が分かるので、最後まで読んでみてください!


ワインの勉強はどこからやるべきかを知る前に

「ワインの勉強をしよう」と闇雲に勉強方法を調べて取り掛かっても、勉強する内容ややり方を間違えると必要な知識が身につかなかったり、学ぶこと自体を楽しめません。
いきなりワインの勉強方法を調べるのではなく、まず「何を」「どのように」勉強する必要があるのかを理解することが大切です。

ワインは何を勉強すれば良い?

ワインは何を勉強すれば良い?

レストランに行くと、数種類から数十種類、多い店では百種類を超えるワインを置いています。例えば同じ「赤ワイン」でも、一つひとつに違いがあるのです。では何が違うのでしょうか?
その違いが、ワインを勉強する上では「何を」の部分にあたります。

■銘柄
「銘柄」は、そのワインの特徴を一番よく知ることができる情報です。通常はボトルラベルに一番大きく書かれており、「ボージョレ」「ドン・ペリニヨン」といったブランド名を聞いたことある方も多いはず。

「銘柄」はブランド名だけではなく、産地名や畑の名前、ぶどうの品種などの情報を表しています。そのため、銘柄はワインの特徴やセールスポイントを示す非常に大事な役割を担っているのです。

まずはワインを飲みながら、ラベルに書かれた銘柄の由来を学ぶのも良いでしょう。

ぶどうの品種
ぶどうはワインの原料です。ぶどうの品種によってワインの味が全く異なるため、ぶどうの品種を知ることはワインの特徴を理解する上でとても重要です。

例えば、白ワインの「シャルドネ」「ソーヴィニョン・ブラン」赤ワインの「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シラー」「ピノ・ノワール」などは、日常的に聞くことも多いぶどうの品種ですね。

醸造方法
赤、白、ロゼ、スパークリングなどワインの種類によって、醸造方法は変わります。ぶどうの品種も大切ですが、ワインの造り方を知ることでより深い理解につながります。

【赤ワイン】
収穫した黒ぶどうを皮や種子のついたまま砕き、全て一緒に入れて木桶やタンクで発酵させます。ぶどうの皮や果肉、種子などを果汁と一緒に漬け込むことで、色鮮やかな赤色になるのです。
【白ワイン】
皮と種子を取り除いた状態で圧搾した後、ぶどう果汁を発酵させます。白ワインは色を付ける必要がないため、皮や種子などはまた、香りをよくするため、赤ワインより低温で発酵させます。
【スパークリング】
赤ワインや白ワインに酵母と糖分を加えて、瓶内もしくはタンクでもう一度発酵(二次発酵)させます。手頃な価格のスパークリングワインは、ワインに二酸化炭素を吹き込む製法で造られてこともあります。

それぞれの醸造方法を知っていると、味わいや色味、香りなどの特徴の理解にもつながります。


ワインの種類によって、味のタイプや表現方法が異なります。

【赤ワイン】
「ボディ」という言葉を使い、3種類の表現で味の広がりや深みを表します。

フルボディ:渋みや酸が強いワイン。味が複雑で、飲みごたえがあります。アルコール度数が高いものが多く、15%前後のものまであります。
ライトボディ:口当たりが軽く飲みやすいワイン。製造されてから飲まれるまでの期間が短いので、果実感やフレッシュ感を味わえます。
ミディアムボディ:フルボディとライトボディの中間のワイン。「フルボディほどの濃さは苦手だけど、ライトボディだと物足りない」と感じる方におすすめです。
【白ワイン・ロゼワイン】
白ワインやロゼワインは「ボディ」という言葉は使わず、「甘口」「辛口」の2種類で味を表しています。判断基準はワインの糖度ですが、一定のルールがないため甘口〜辛口の度合いは、各製造者やワイン輸入業者が独自に判断しています。

甘口:アルコール度数が低く、果実感のある甘いワインです。まろやかな味のワインが多いです。
辛口:スッキリしたドライなワイン。ワインの中に含まれる糖度が非常に少ないため、甘みをほとんど感じません。

ワイン銘柄の隣に書かれていることも多いので、馴染みある単語かもしれません。

製造方法
ワインの製造方法は、以下の4つに分けられます。

スティルワイン:泡立ちがないワイン。白ワイン、赤ワイン、ロゼなど、私たちが日ごろから親しんでいるのが、実はこのタイプのワインです
スパークリングワイン:発泡性ワインの総称。シュワっとした刺激と爽やかな酸味と爽快感が特徴です
フォーティファイドワイン:スティルワインやぶどう果汁に強いアルコール度数のお酒を加えたもの(シェリーやマルサラなど)。アルコール度数が高いため、保存性にも優れています
フレーバードワイン:スティルワインに果物や香草などを加えたもの(サングリアなど)。食前酒や食後酒によく飲まれ、カクテルでデザートでも使われます。

スパークリングワイン以外の3つはあまり聞いたことがないかもしれません。
しかしこの4種類はワインの大分類なので、勉強することで体系的に理解しやすくなります。

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ワインはどうやって勉強すれば良い?

ワインはどうやって勉強すれば良い?

ワインの「何を」勉強すればいいかわかってきたら、次に「どのように」勉強すれば良いのかを知りましょう。

ここからは、ワインの勉強方法を5つ紹介していきます。

本で独学する
手軽に勉強を始められるという点では、書籍を使うのが良いでしょう。

ワインを勉強するための本は、図書館や本屋に行けばたくさんあります。

本だと分かりにくかったり難しく感じてしまう方には、ワインについて書かれた漫画がおすすめ。イラストと少ない文字で、楽しくワインについて勉強できますよ。初心者の方はまずは漫画から入っていくのがオススメです。

一方、独学のデメリットは主に2つあります。
・数多くの書籍の中から自分にあったものを見つけるのが面倒
・意志が強くないと、勉強が続かない

本については、周囲に同じようにワインの勉強をする仲間や、ワインに詳しい知り合いがいる場合にはオススメを聞いてみると良いでしょう。

ネットで独学する
もう一つの独学の手法として「ネット」があります。今の時代、インターネットで調べれば、ワインに関する情報が簡単に手に入ります。

また動画投稿サイトには、ワインの基礎知識が分かりやすくまとめられた解説動画があるので、文章を読むのが苦手な方は動画を活用した勉強がおすすめです。

ネットを使った独学は、費用がかからないことが一番のメリットです。学習にかかる費用を節約すれば、実際にワインを味わうことにお金をかけられます。

しかし、個人のブログなどは主観による理論や見解も多く、信ぴょう性に欠ける場合もあります。そのため、すべてをネットで勉強するのではなく、他の勉強方法の補完材料として活用するのがベストです。

イベントやセミナーで勉強する
ワインに実際に触れて学ぶなら、イベントやセミナーが良いでしょう。独学では理解しづらいことも、プロの言葉で分かりやすく説明してもらうとで理解できるようになります。

イベントやセミナーではテイスティングができる場合があり、テイスティングのコツやマナーを学ぶこともできます。費用も1回5,000円程度と高くないため、気軽に参加できます。

イベントやセミナーに参加するデメリットとしては、
・会場に移動するのが面倒くさい
・他の参加者との交流が避けられない

といった点が挙げられます。

自分のペースで静かに勉強したいという方には、あまり向いていないでしょう。

ワインスクールで学ぶ
より深い知識を得たい人や資格取得を目指す人には、ワインスクールがおすすめです。
一定の期間通う必要はありますが、基礎から試験対策まで、しっかりと学ぶことができます。

ただし、他の勉強方法に比べて費用は高くなります。また通う必要があるため、忙しい人や時間の融通が効かない人には、あまりおすすめできません。

オンライン講座で学ぶ
在宅でも勉強できるオンライン講座は、忙しい人やイベントやスクールが開催されていない地域の人でも受講できるのでおすすめです。

また、オンライン講座ではテキストなどが分かりやすくまとめられていたり、講師への質問もできる場合が多いので、効率的にワインを勉強できます。

<おすすめのオンライン講座3選>
▼【オンライン】自宅で手軽に楽しくワイン入門講座(ワイン&グラス付)
現役ワインスクール講師による、ワイン入門講座です。
ワインとグラスが事前に届くので、テイスティングの方法を学ぶことができます。


▼🍷知識編⭐️ワイン初心者のための基礎基本🍷ワインを飲みながら✨
この講座はワインの飲み方のマナーやラベルにはどんなことが書かれているのか、ブドウの品種などワインについての基本中の基本を教えてくれます。

そして、ホームパーティーなどに持ち寄るためにおすすめの2,000円前後で購入できるおすすめワインなども具体的に教えてくれるので、実際に人にプレゼントする際に役立ちます。


▼【ブルゴーニュからオンライン】初中級 フランス直伝ワインのきほん
フランスのブルゴーニュ在住の講師によるオンライン講座で、ワインの基本を学ぶことができます。日にちごとに講座の内容が異なるので、気になる内容の講座を選んで受講してみてはいかがでしょうか?

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ワインの勉強の進め方5ステップ

ワインの「何を」「どう」勉強するのか分かったところで、次は勉強の進め方について。ワインを勉強する順序を、次の5つのステップに分けて詳しく説明していきます。

ステップ1:今好きなワインについて調べる
ステップ2:本を1冊決めてざっと読む
ステップ3:深掘りしたい分野を決める
ステップ4:勉強方法を決める
ステップ5:実際にワインをテイスティングしながら知識を深める

■ステップ1.今好きなワインについて調べる
いきなりたくさんの種類について勉強し始めると、頭が混乱してしまいます。
そこで、まずは自分の好きなワインについて、先ほど紹介した「銘柄」「ぶどうの品種」「醸造方法」「味」「製造方法」を調べてみましょう。

ラベルを詳しく読んでみたり、インターネットを見ると、今まで知らなかった情報を得ることができるでしょう。

ステップ2.本を1冊決めてざっと読む
お気に入りのワインについて調べたら、次は本で基礎知識をざっと学びます。本を選ぶ際は、中身を見てみて面白そうだと思えるものにしましょう。

内容は専門的なものではなく、基礎知識全般を扱っているほうがワインの全体像を把握できるのでおすすめです。

また前述したように、本だと難しすぎるという場合には、漫画からスタートするのでも大丈夫ですよ。

ステップ3.深掘りしたい分野を決める
「銘柄」「ぶどうの品種」「醸造方法」「味」「製造方法」など、興味がある分野や学びやすいと感じる分野を決めましょう。

一度にすべての分野を深掘りしようとすると、すべて中途半端になってしまうので、1つずつ、順番に勉強していく方が良いですよ。

ステップ4.勉強方法を決める
何を学ぶか決めたら、次に決めるのは勉強方法です。

独学、スクールに通う、オンライン講座を受講するなど、たくさんの勉強方法があります。自分がどこまでの知識を付けたいのか、資格取得を目指すのかを考慮して勉強方法を決めます。

ソムリエなどの資格を取得しないのであれば、プロに基礎を教えてもらえるオンライン講座がおすすめ。

ステップ5.実際にワインをテイスティングしながら知識を深める
ワインの基礎知識を学んだら、実際にテイスティングして知識を深めていきましょう。
文字や映像での勉強には限界があります。なぜならワインは味や香りを楽しむものだから。

ワイングラス(できればテイスティング用の小型のワイングラス)を用意して、テイスティングをしましょう。

テイスティング後、ワインの情報や五感で感じたことをノートやブログなどにまとめておくと、自分の経験として蓄積することができます。

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ワインの勉強を始めてみよう

ワインの勉強は敷居が高く感じるかもしれませんが、意外と誰でも簡単に始めることができます。

この記事でもご紹介した通り、ワインを勉強する上で大事なのは、
・ワインの「何」を勉強したいのかを決める
・ワインを「どうやって」勉強するのかを知る

という2点です。

せっかく大人の趣味であるワインに興味を持ったのなら、まずは身近なところからでも良いので知識を身につけてきませんか?

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