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デザインで大切なのは、おしゃれさではなく「お客様目線」であること - ストアカン オブ ザ イヤー受賞 MAKI先生

スキルシェアサービス「ストアカ」では、教える活動を通して個人間でのスキルシェアリング文化の認知向上と、気軽なまなびの活性化に著しい貢献を果たした個人および団体を表彰する『ストアカアワード』を毎年開催しています。
その中でも、"ストアカらしさ"を体現した活動をした方を表彰するのが、『ストアカン オブ ザ イヤー』。2022年は「続ける力」をテーマに、5名の方を選出しました。栄えある賞に輝いた5名に、受賞インタビューを行いました。 >インタビュー記事一覧はこちら

マーケティング思考を大切にしながら、ストアカ講師向けのサムネイル作成講座やインスタ画像作成講座を開講するブランディングデザイナーのMAKI先生

デザイナーとしての経験を活かして、かっこいいだけではない、ビジネスがうまくいくためのデザインを教えていらっしゃいます。

デザインと言うと、プロがやるもの・難しいものと構えてしまいがちですが、MAKI先生の講座レビューに並ぶのは「デザインの基礎から教えてもらえた」「作成方法だけでなく、デザインの理由までわかりやすく教えてもらえた」など、売れるデザインを教えてもらえる!という喜びの声ばかり。

実際、MAKI先生にサムネイルの作り方のコツを教えてもらったというストアカの人気講師も大勢いらっしゃいます。まさに、サムネイルを学ぶならこの先生!とみんなが太鼓判を押すのがMAKI先生です。

ストアカン オブ ザ イヤーのご受賞を受けて、ストアカ講師として、何を大切にしてこれまで続けてこられたのかお伺いしました。

【MAKI先生の代表的な講座】


自分の可能性を広げるために挑戦した、講師の仕事

MAKI先生、ご自宅の仕事場で

ー先生のこれまでの経歴やご経験を教えてください

社会人になり始めて就職したのが広告代理店。そこでグラフィックデザイナーとして雑誌広告のデザインをしていました。(学研、徳間書店、三栄、八重洲出版、ぶんか社 文友舎、実業之日本社、モーターマガジン社、等、10誌以上)

また、Webデザインも兼務していたため、締切に追われ徹夜同然の日々が続くようななか、約8年勤務しました。

その後、ソフトウェア開発の企業に転職して、そこではWebデザイナー兼、社内のマーケティング担当として、デザインとマーケティングの経験を重ねてきました。今もそこで働いています。

広告業やマーケティングを担当する上で必ず考えていることは、「売れるためのデザイン」を作るということです。アートとしてのデザインとは違い、商業デザインの目的は、それを見た人の心に刺激を与え、行動させることです。そのためには、デザイン技術はもちろんですが、「消費者目線」になることが不可欠。

自分が作る広告デザインは、必ず「売れるデザイン」でなくてはならない、ということは譲れない考えで、これまで22年間仕事をしてきました。


ーストアカを始めたきっかけは何ですか?

2020年から勤務体制がテレワークとなったため、それまで通勤に掛けていた時間を有効活用しようと思うようになりました。また、自分の可能性を広げるためにオンラインで活動してみたいと思ったとき、ストアカを偶然知って、試しに講師登録してみました。

ストアカに登録するまでは、あまり人前に出ることが無かったため、たくさんの人の前で話すという講師業に不安も大きく感じてはいたんです。

しかし、昔から何事にも興味があり挑戦が好きなんです。苦手かも知れないけど一度経験して合わなかったらやめたら良いと思い、「エイヤッ」と始めました。

緊張で声が震えることがありましたが、一生懸命やっているうちに気がついたら熱中していましたね。

さすがデザイナー!と思わざるを得ない、PCデバイスが並ぶワーキングデスク。



デザインは、「おしゃれ」なだけではダメ?その答えを教えたい

多くのストアカ先生が学んだ、MAKI先生のサムネイル講座

ーMAKI先生の講座と、こだわりのポイントを教えてください

オンライン講師向けに、サムネイルデザインと、最近はインスタグラム画像の作り方の講座を開催しています。講師だけでなく、ユーチューバーやSNS集客をしている起業家さんや、SNS運用代行を仕事にしている人も受講してくれていますよ。

講座で私が必ずお伝えしていることは、【自分よがりなデザインをしないように、常に「お客様目線で考えること」】です。さらに、お客様目線で考えるためには、【ターゲットを絞ること、そしてそのターゲットがどんなことに興味を持っているかを考えること】が大切。この点を丁寧に説明し、生徒さんに理解していただけるよう努めています。

オンライン講師が勝手に思う「カッコいい」とか「お洒落」なデザインをしても、それを見た受講生にとっては実は関係のないこと。
そのデザインにちゃんと意図があり、こちらが伝えたいことと受講生が知りたいことが一致していて、なおかつ、期待感を感じさせるデザインであることが大切なんです。

私の生徒さんにはこのポイントを理解していただくことが、私の講座のこだわりです。

講座中のMAKI先生


ー講座が生まれたきっかけは何だったのでしょうか?

ストアカ講師を始めたとき、私自身も集客の工夫をしたり、失敗や成功を経てきました。この時の経験で目を惹くサムネイルを持つことが集客への近道だとわかったので、集客できるサムネイルの作り方を教えようと思ったんです。

サムネイルは一番最初に目に飛び込んでくる画像ですから、一瞬で興味を引きクリックしたいと思わせる必要があります。

その考え方は、私がずっと作ってきた広告デザインと同じです。
これまでの商業デザインの経験を教えることで、たくさんの方にデザインのスキルを活用していただきたいと思い講座を作りました。



デザインを教え続けることで生まれた、自分から始まるポジティブなループ

講座中のご様子。実際に見せながらわかりやすく解説してくれるのが魅力。


ー受賞理由は「続ける力」です。継続できた力の源を教えてください
講師をする前からずっと続けているのは、「お客様目線である」ということです。
これを忘れた日は一日もありません。
お客様の気持ちにならなければ良い広告は作れません。

その考えは講師業にも重要なことだと思います。
ですので、受講してくれる講師の方々やお客様を相手に仕事をする方へ、それをお伝えし続けてきました。

すると、受講した先生の講座が人気になり、良い講座が増えるので受講生も増えるという、とてもポジティブなループが起こるようになりました。
自分だけが良い、では実現しない、「三方良し」の世界が続いていきます。

そんな世界を想像して、私も充実感を得ながら気がついたらずっと続けていた、という感じです。

コロナの影響でオンライン講座が増えましたが、今後落ち着いてまた対面講座が増えても、サムネイルやイメージ画像の必要性はますます加速していくと思います。インスタグラムなどSNSでも魅力的な画像が必要になってきていますし。

誰もが画像で自分の魅力を伝えていくために、私ができることでお役に立っていきたいと思います。


ー最後に、ストアカの生徒様や、先生を応援されている方に向けて、受賞コメントをお願いいたします

講師を始める前は知らなかったけど、人に教えるってとても楽しくて、何より自分の学びが大きいです。知っていることを全部教えたとしても、知識はなくなりません。

さらに、教えるために自分の中で経験を積んでから教えるため、必ず自分は成長します。

そして、息を吐ききったらまた深く呼吸をするように、知識や経験は増え続けます。

ストアカで学んでいる人も、その学びを家族や周りの人に教えてあげてほしいです。すると教えたことは忘れないし、より深い学びとなるはずです。

サムネイルデザインは、教える人と学ぶ人を繋ぐマッチングツールです。それを理解してくださる方が増えて、学び合う人が増えることが、私のデザインの目的です。

今回受賞できたのは、そんな方が増えてくださったからです。

本当に皆様に感謝しています。ありがとうございます!

MAKI先生、ありがとうございました!受賞おめでとうございます!


あとがき(ストアカ編集部より)

「サムネイル改善事例」の多さでもわかるように、数々のストアカ講師にサムネイル作成のコツを教え続けて来られてきたMAKI先生。

今回お話を聞く中で何度も登場した言葉が「お客様目線で」というものでした。

デザインというと、おしゃれじゃなくっちゃ!と思ってしまいがちですが、本当に大切なのはお客様の求めるものを提示すること、期待させること。

MAKI先生のもとに集う方々は、デザインを学びながら実はマーケティングの本質を学びに来ているのかもしれませんね。

今後のご活躍も目が離せないMAKI先生、この度はストアカン オブ ザ イヤーの受賞、本当におめでとうございます!


▼5人のストアカン オブ ザ イヤー受賞先生インタビュー一覧はこちら

▼その他の受賞先生方はこちら

▼2022年11月30日までキャンペーン開催中


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