タロットカードにはどんな種類がある?初心者におすすめの選び方を解説
タロット占いが好きな人は、自分でもタロット占いができたら……なんて思うこともあるでしょう。しかし実際にタロットカードを買おうとすると、かなり種類があって、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はタロット占いを始めたい人向けに、タロットの種類や選び方についてご紹介します。これを参考にすれば、自分にぴったりのタロットカードを見つけられるはずですよ。
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タロットカードとは
タロットカードについての知識を深めるために、まずはその歴史・成り立ちについても簡単にご説明します。
タロットカードとは、タロット占いで使われるカードのことです。このカードがいつ発祥したものか、正確にはわかっていませんが、記録から明確にわかっている限りでは西暦1300年代後半にはすでに存在していたとか。
つまり700年以上の歴史があるものなのです。
日本では専ら占術のひとつとして使われるタロットカードですが、ヨーロッパではトランプのようにカードゲームとして使っていた歴史もあります。
カードゲームで使われるトランプも占いに使うことがあるので、そのような感じでタロットカードも占いに使われるようになったのかもしれませんね。
タロットカードの仕組み
タロットカードは全部で78枚で構成されており、その78枚すべてをまとめて「デッキ」と呼びます。
カードの数は78枚ですが、タロット占いでは「正位置」「逆位置」という2つの見方も重要です。
正位置とはカードの絵柄の上下が正しい向きのことで、逆位置とはカードの絵柄が上下逆になっている向きのことを言います。
カードの向きが正位置なのか逆位置なのかで意味が異なるため、タロット占いでは78枚すべてのカードの正位置・逆位置の意味を覚える必要があります。つまり、1つのデッキに156種類の意味が含まれているということですね。
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タロットカードの基本構成
78枚で構成されるタロットカードですが、その78枚は「大アルカナ」と「小アルカナ」で分けることができます。
ここからはタロットカードの基本構成について解説します。
◆大アルカナ
タロット占いを一度でもやったことがある人は、「世界」や「死神」のカードくらいは知っているのではないでしょうか。これらのカードは「大アルカナ」に属します。
インターネット上の無料タロット占いは、大アルカナのみで占ってあるものが多いですから、馴染み深いのではないでしょうか。タロットカードすべてを知らなくても、大アルカナだけならなんとなく意味を知っている人もいるかもしれませんね。
大アルカナは全部で22枚。これがタロットカードの主要カードとして扱われ、0から21までの番号が振られています。絵柄もそれぞれ全く異なるので、覚えやすいでしょう。
正式なタロット占いでは、78枚すべてのカードを使いますが、大アルカナもそれぞれ大きな意味がありますから、大アルカナだけでも簡単な占いは可能です。
◆小アルカナ
大アルカナと比べて、一般的には馴染みがないのが小アルカナ。全部で56枚からなるカードで、4つの種類にわかれています。
その種類とは「棒(ワンド)」「金貨(ペンタクル)」「剣(ソード)」「聖杯(カップ)」の4つ。タロット占いでは、カタカナの呼称の方がよく使われます。
小アルカナのこの分類は「スート」と呼ばれます。これはトランプで言う「スペード」「クラブ」「ハート」「ダイヤ」のようなもので、小アルカナの各スートには、それぞれ14枚ずつのカードが含まれています。
文章で説明するとわかりづらいので、下記に小アルカナの構成を記載してみました。
こうして見ると、本当にトランプに似ていることがわかるでしょう。
小アルカナも1枚1枚意味があるのですが、スートごとにも象徴があります
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タロットカードの種類
タロットカードを物色していると、本当に多くの種類の絵柄があります。それが正式なタロットカードであれば、「ウェイト版(ライダー版)」「マルセイユ版」と呼ばれる2つの種類のどちらかに属しているものがほとんどでしょう。
タロットカードを選ぶときには、この2種類のどちらにするかを明確にしておくことが大事です。ここからは、ウェイト版(ライダー版)とマルセイユ版の特徴についてお伝えします。
◆ウェイト版(ライダー版)
ウェイト版は現在主流となっているタロットカードです。1909年にアーサー・エドワード・ウェイトという人が画家に描かせ、そしてそれがライダー社から発行されました。「ライダー版」と呼ばれることもあります。
特徴はタロットカードの象徴となる絵柄がしっかりと描かれていて、美しいことです。
前述のとおり、タロットカードは絵柄が多種多様ですが、その多くはこのウェイト版をもとに作られています。そのため、ウェイト版での占い方を覚えておけば、自分の好みの絵柄のタロットカードを使える確率が高くなるでしょう。
◆マルセイユ版
マルセイユ版はウェイト版よりも歴史の古いカードで、現在のタロットのもとにもなったバージョンです。
絵柄は木版画調で、ウェイト版と比べると色合いなどもシンプルに感じるでしょう。特に小アルカナのシンプルさは顕著で、ウェイト版のような絵柄はなく、トランプのように数だけで表されています。
カード構成はほとんどウェイト版と変わりませんが、大アルカナの番号が入れ替わっている部分があるので、マルセイユ版を使うときには注意が必要です。
多くのタロット解説書もウェイト版を基準としていることもあり、初心者ならマルセイユ版を選ぶよりも、ウェイト版を基準に作られたタロットカードを選んだ方が占いがしやすいでしょう。
タロットカードの選び方
初心者ならウェイト版(ライダー版)がおすすめではありますが、ウェイト版だけに注目してもタロットカードはたくさんの種類があります。では、その中から自分に合ったタロットカードを選ぶには、どんなポイントをチェックすれば良いのでしょうか。
ここからは、タロットカードの選び方についてご説明します。
◆タロットカードの絵柄や種類を比較
自分に合ったタロットカードの選び方のポイントは、そのカードを自分が「好きになれるかどうか」です。つまり、直感は大切。気に入った絵柄を選ぶと良いでしょう。
初心者のタロットカード選びというところにフォーカスすると、絵柄が複雑なものよりは、シンプルなものの方がタロットの意味を覚えやすいでしょう。タロットの意味を絵柄から感じ取りやすそうなものがおすすめです。
また、惹かれる絵柄のカードを探しながらも、そのタロットカードのどの種類のものかもチェックしましょう。おすすめはウェイト版(ライダー版)準拠のものですが、タロットカードの中には稀にマルセイユ版準拠のものや、もっと珍しいトート版準拠のものもあります。
タロット占いを生業にしている人の間でも、主流はウェイト版ですから、できればウェイト版の中から好きな絵柄のものを探してみましょう。
◆カードの枚数を確認
タロットカードを選ぶときには、そのデッキに何枚カードが含まれているかをチェックすることも大事です。
「タロットカード」と銘打って市販されているもののほとんどが、大アルカナも小アルカナも含まれた「フルデッキ」で販売されています。タロット占いをするなら、このフルデッキのものを選ぶことが大切です。
大アルカナだけを集めた22枚のデッキで販売している商品も中にはあります。観賞用・コレクション用にする人や、ちょっとだけ占いを試してみたい人なら、大アルカナだけのものでも問題ありません。
しかし、本格的な占いをしたいなら、大アルカナだけのデッキのものは避けるようにしましょう。
◆カードのサイズを確認
市販されているタロットカードのサイズは、その多くが「スタンダードサイズ」とされる120 x 70 mmとなっています。また、これよりも大きい「グランデサイズ」と呼ばれる145 x 80 mm前後のものも、絵柄が見やすく多くの人に支持されています。
そのほか、スタンダードサイズよりもずっと小さいミニサイズのものもありますし、長方形ではないものもあります。
グランデサイズは見やすくはあるのですが、手が小さい人だと扱うのが難しいかもしれません。手が大きかったり指が太かったりする人は、ミニサイズを扱いづらいと感じるでしょう。また、ミニサイズの場合は、絵柄が細かいとよく見えなかったりすることもあります。
さまざまなサイズの中から自分にぴったりなものを選ぶには、手のサイズや視力的なところを加味して考えましょう。
◆説明書がついているか
初心者なら、タロットカードの解説書は必須です。タロットカードのデッキを購入すると、高確率でカードの意味や簡単な占い方が書かれた説明書が入っています。初めて購入するタロットカードなら、説明書が入っているものを選べば、その日からすぐに占えるはずです。
逆に説明書がついていない場合、タロットの意味などを別途調べる必要があるため、スムーズに占いができないかもしれません。また、調べたタロット解説が、購入したタロットに当てはまらない可能性もあります。
慣れてくると、タロットの解説書などを見て、手持ちのタロットカードで占えるようになるでしょう。しかし、慣れないうちはタロットカードに付属の説明書を使うことをおすすめします。
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タロットカードを始めるのにおすすめ!ストアカのオンライン講座
お気に入りのタロットカードを手にして、説明書を見ながら占ってみても、やはりわからないことが色々出てくるかもしれません。または、もっと本格的に占ってみたい!と思う人もいるでしょう。タロットカードをより深く学びたくなったら、プロから学んでみてはいかがでしょうか。
ストアカではたくさんのタロット占い講座が開催されています。今回は、その中でもこれからタロット占いを始める初心者向けのおすすめ講座を4つピックアップしました。
人に習いながら占った方がやりやすいこともあるでしょう。気になる講座があれば、ぜひ参加してみてくださいね。
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こちらは、タロット未経験でも2時間でタロット占いができるようになる初心者向けの講座です。
講師はタロット講座やオンラインで鑑定をしているプロのタロット占い師。タロット講座の経験も豊富な講師による解説で、すんなりとタロットの基礎を理解できるようになるでしょう。
タロットの説明書では理解できないことも、こちらの講座を受講すれば解決するはず!受講前の予習ができるサイトもありますから、予習もしておくとより理解が深まりますよ。
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講師はタロットカード士でありながら、アナウンサーとしてもご活躍中ですから、解説が聞き取りやすくわかりやすいのもこちらの講座の特徴です。
勉強のように暗記するのではなく、実際にタロットカードに触れながら自然と覚えていきたいなら、ぜひ一度こちらの講座を受講してみましょう。
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講座の受講には、スタンダードなウェイト版タロットが必要です。受講前に準備をしておきましょう。
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おわりに
タロットカードにはさまざまな種類がありますが、一番重要なのは、そのカードのことを好きになれるかどうかです。好きだと思える絵柄なら、意味を覚えたり占い方を学んだりするのも、きっと楽しめるはず。
今回ご紹介したストアカの講座も参考にしながら、奥深いタロットの世界を思いっきり楽しんでくださいね。
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