普通の主婦だからこそ愛される、嬉しいを追求できる- ストアカン オブ ザ イヤー受賞 クックキュー森田早紀子先生
2歳と4歳の子育てをしながら、月額加入者100名超えの人気オンラインサロンを運営する料理講師クックキュー森田早紀子先生。
【発酵・腸活】という切り口から、発酵料理が習える単発講座のみならず、『腸活サークル』という月額サービスにまで発展。 お料理好きもちろん、ダイエットや健康など共通の興味がある生徒たちのコミュニティ作りに成功した料理の先生です。
「私は本当に何の取り柄もない普通の主婦なんですよ」と、明るく話す森田先生に、人気講座が生まれた経緯やサービスを作るうえでの心がけなど、さまざまなお話を伺ってきました。
【森田先生の代表的な講座】
復職・再就職、どちらも叶わず。一念発起して開業!
ーこれまでの経歴やご経験をお聞かせください
森田先生(以下略):前職は、全国展開している大手料理教室に10年間勤務していました。
生徒さんに料理を教える仕事と同時に、店舗マネジメントもしてきました。史上最年少で副店長、店長、エリアマネージャーへと昇進し、複数の店舗で合計1,000名のスタッフを育ててきた経験があります。
ただ、実は私は、もともとは料理講師ではなく、製菓の職人パティシエだったんです。 子どものころからお菓子作りが大好きで、辻調理師専門学校に進学しました。卒業後は晴れて製菓店にパティシエとして勤務できましたが、職人の世界に馴染めなくて、毎日怒られてばかりでした。
そんななか、上司から「販売をやってみては?」と声がかかり、店頭に立つことに。すると、私が売るとお菓子の売れ行きがすごくて! 同時に、接客の楽しさを知り、仕事にやりがいも出てきました。
販売を経験したことで「私は黙々と作ることよりも、お客さんと話す方が向いてる」と気づきました。
そこであらためて、話をしながらお料理ができる仕事を考えたときに「お料理の先生」という選択肢が浮かび、大手料理教室へと転職しました。
今も、お料理の先生を10年以上続けていますが、「天職だったな」と実感しています。
ーストアカを始めたきっかけを教えてください
コロナの影響で離職し、独立したことがきっかけです。
ちょうど、次女の出産の時期とコロナ禍が重なりました。
私が復職する時には、勤めていた料理教室の就業規則が変わり、育休復職ができませんでした。
そこで、新しい仕事を必死で探しましたが、私が応募できる求人は全然なくて……。 その時は、将来への不安で本当にいっぱいでしたし、「子どもを産むと、こんなにも働きにくい世の中なのか」と厳しい現実を目の当たりにもしました。
ただ、子どもの保育園の関係で絶対に仕事を見つけなければならない状況でした。 「働く場所がないなら作ろう!」と一念発起して、オンライン教室をスタート!
結果として、会社員時代に比べて収入も家族と一緒に過ごせる時間も大幅にアップしました。 家族も「ママが作ってくれる毎日のご飯が、ママのお料理の仕事になっていて嬉しい♬」と言ってくれています。
生徒の嬉しいを常に考え、もらった声をサービスに
ーどのような講座や月額サービスを開催されていますか?
オンライン料理教室で「発酵料理」を教えています。
健康を意識して発酵、腸活をしたい40代〜50代の女性の方が主に参加してくださっています。
麹などからできた発酵調味料の使いこなし方を中心にお伝えしていますが、発酵って、難しそうに感じる方も多いみたいですね。
ですが、私が大切にしているのは「敷居が高くない発酵料理」であること。誰でも始めやすい腸活ライフを提案しています。
なかでも腸活に興味がある生徒さんに人気なのが、月額サービスの『腸活サークル』です。
サークル活動を始めて1年弱ですが、100名を超える生徒さんに加入いただいています。
「腸活をもっと身近に♪楽しく♪おいしくダイエット♪」をテーマにしたオンラインサロンなのですが、レシピ検索ができたり、サークルメンバー限定のオンラインレッスンを受講できるなど、たくさんの特典がついている月額サービスです。
発酵料理を習うことや、ダイエットを目的に最初は加入される方が多いのですが、気づいたら「楽しいから続けている」と皆さん口々に言ってくださっています。
そして『腸活サークル』は講師の私にとっても、いつものメンバーと会えるホッとできる場所なんですよ。
ー現在の講座が生まれたきっかけはございますか?
最初は食育の講座からスタートしましたが、集客に苦戦していました。
食育講座の生徒様が、10年間大手料理教室で教えていた経歴を見て「普段のお料理を習いたい」というリクエストをもらい、お料理レッスンをスタートしました。
現在の「発酵料理」に教える内容が変化していったのも、生徒様からのお声です。
実は私、2年前は今より20キロも太っていたんですよ。 でも、ダイエットに大成功したのは発酵料理を食べ始めたお陰なんです!
それに、家族のご飯も全て発酵料理に切り替えたら、子どものお砂糖中毒も治ったんです。
そんな話を生徒様にしたら
「早紀子先生が普段食べているものが習いたい!」というお声がすごく多くて!それで、現在の発酵や腸活の講座へと発展していったという経緯です。
また、仕事探しに困っていた時に「私みたいなお母さんは、他にもたくさんいるのでは」と、感じていたんです。
同じように悩んでいたママたち、そして主婦の新しい働き方として「オンライン料理教室のはじめ方」も講座にしてお伝えしています。
生徒に喜んでもらえることが一番の原動力
ー受賞理由は「続ける力」です。継続できた力の源を教えてください
力の源は、やはり生徒様です。
生徒様が喜んでくれるから続けることができました。
そして、喜んでもらえることが私の一番の原動力です!
私は、生徒様に取って「心地のいいサービス」「喜ばれるものはなにか」を、常に考えてます。
私がサービスを考える時に大切にしているのは、自分の感情を入れずに生徒様が欲しいものを形にすること。
1回ごとに受講できる単発講座も、100名以上の加入者がいる月額サービスの『腸活サークル』も、月謝1万円近くの『お料理基礎土台クラス』も全て、始まったきっかけは1人の生徒様の声でした。
その1人の生徒様がしっかりとお話を聞かせてくださり、その声を実現したことが、100名を超えるサークルへと育っていったのだと思います。
生徒様がやりたいことや嬉しいこと、講師の私が提供できることを形にして、お互いにとってメリットがあるサービスが、愛され継続できるのではないかと思っています。
ー最後に、ストアカの生徒様や、先生を応援されている方に向けて、受賞コメントをお願いいたします
このような、ありがたい賞をいただきまして大変うれしいです!
ありがとうございます。
私のような平凡な主婦がこのような賞をいただけたのは、夢のようでございます!
いつもいつも、応援してくださる生徒様、そして応援してくれる先生方や、家族のお陰でございます!
一年前、仕事がなくなりとても不安なところからスタートでしたが、 ストアカのお陰で自分に自信をつけることができました。
私に関わってくださった皆様 改めてこの場で感謝をお伝えさせてください。
心から感謝です!
引き続き皆様が喜んでいただけるサービスができるように精一杯努めていきたいとおもいます。
クックキュー森田早紀子
あとがき(ストアカ編集部より)
森田先生は、ストアカで料理教室をスタートする以前、第二子の産休育休と一度目の緊急事態宣言が重なり、密室での育児に心身の健康を損なった経験もあるそう。
その時に救ってくれたのが、オンラインの育児コミュニティだったそう。「コミュニティを作って、いつかは私も誰かの助けになりたい」という想いからも、オンラインサロン「腸活サークル」を作ったのだとお話を聞かせてくださいました。
森田先生、この度は素敵なお話をありがとうございました!
そして、ストアカン オブ ザイヤーのご受賞、誠におめでとうございます!
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