バレトンとはどんな運動?バレトンの効果や動きについて解説
皆さんは「バレトン」をご存知ですか?日本に上陸したのはまだ数年前なので、「初めて聞いた」という人も、「名前は聞いたことがあるけど、詳しく知らない」という人も多いと思います。
バレトンはバレエの動きをもとにした新感覚のエクササイズで、簡単な動きなのに大量の汗がかけることから、ダイエットに最適ともいわれています。今回はバレトンの特徴や効果、基本の動きなどを紹介します。お手軽で楽しいバレトンで、理想のボディラインを手に入れましょう!
バレトンとは?
バレトンとは、フィットネス・バレエ・ヨガの3つの要素を組み合わせたエクササイズのことです。「バレトン」という言葉は、バレエ(Ballet)と、筋肉を整えるという意味のトーン(Tone)を合わせてできた造語です。
発祥はアメリカのニューヨークで、バレエダンサーによって考案されました。日本に上陸したのは2007年頃で、比較的新しいエクササイズに分類されます。
バレエの要素は入っているものの、バレエシューズは不要で『裸足でおこなう』という特徴があります。これは「美しい姿勢は足裏から」という考えに基づいたもので、裸足で地面を捉えることで足裏の感覚を養うことを目的としています。
バレトンの効果
バレトンでは、どのような効果が得られるのか気になりますよね。ここでは、バレトンのおもな効果を3つ紹介します。
【 1 】基礎代謝アップ
バレトンは、音楽にあわせて20~40分間ほど動き続ける『有酸素運動』です。ほどよく汗をかきながら筋肉に刺激を与えることで基礎代謝がアップするため、ダイエット効果が期待できます。
さらに、バレトンには体の柔軟性を高める動きが多くあります。体を柔らかくすると筋肉内の毛細血管がひらきやすくなり、血行の改善にも役立ちます。とくに、下半身には全身の筋肉の60~70%があるといわれていて、下半身を積極的に動かして血流を上半身へと押し戻すことでむくみや冷え、コリの解消にもつながりますよ。
【 2 】体幹が鍛えられる
バレトンには基本の立ち方があり、この姿勢をするだけでインナーマッスルを自然と鍛えてくれます。レッスン中は基本姿勢に戻るタイミングが何度もあり、十分な効果を得るためにも正しい姿勢でエクササイズに取り組むことが重要となります。
また、バレエパートでは片足で立つ動作も多く、バランス感覚が重視されます。片足立ちでエクササイズをおこなうことで体の軸を支える筋肉が強化されるため、体幹が鍛えられて普段の姿勢も綺麗になりますよ。
【 3 】引き締まった体になる
バレトンを構成する要素であるフィットネス・バレエ・ヨガは、どれもしなやかな体に必要な柔軟性と筋力を養うことができます。さまざまな動きにより内側からも外側からも全身の筋肉を刺激するため、しっかり取り組めば短時間でも大量の汗をかくほどです。
レッスン中の1つ1つの動きの強弱は自分で調節できるので、最初は無理なくおこない、慣れてきたら徐々に負荷を強めていきましょう。継続することで引き締まった体づくりが目指せますよ。
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バレトンの流れ
バレトンの効果がわかったところで、具体的にどのようなことをするのか気になりますよね。
バレトンは、
の順に進んでいきます。
レッスン内容にもよりますが、60分のレッスンではフィットネスからヨガまでの3つのパートを1サイクルとし、3~4サイクル繰り返すのが一般的となっています。
バレトンの流れをさらに詳しくみていきましょう。
【 1 】ウォームアップ
まず、バレトンのレッスンはウォームアップから始まります。ウォームアップでは、基本の立ち方の確認やスクワットをおこない、エクササイズの準備をします。
「親指の付け根・小指の付け根・かかと」の足裏3点に均等に体重を乗せるのが、バレトンの基本の立ち方です。コツを掴むまでは感覚がわかりにくいかもしれませんが、バレトンをおこなう上で重要なポイントなのでぜひマスターしましょう。
この基本の立ち方を意識することで足裏のバランス感覚がよくなり、全身のバランスもよくなりますよ。そして、そのまま股関節から曲げるようにスクワットをおこないます。膝がつま先から出ないように、お尻を引くイメージで動きましょう。
スクワットの動きから、次のフィットネスパートに続きます。
【 2 】フィットネスパート
フィットネスパートでは、おもに外側の大きな筋肉(アウターマッスル)を鍛えていきます。筋力・代謝アップ効果に期待できるパートで、音楽に合わせてダイナミックに動きます。
ここでは足腰やお腹を鍛え、腕を大きく動かして全身の可動域を広げることを意識します。まずは足だけの動作を確認し、そこに手の動きを加えて数回繰り返します。1つの動きを左右8~12回ずつおこなったら、バレエパートに移ります。
【 3 】バレエパート
バレエパートは、柔軟性とインナーマッスルを鍛えることを目的としています。バレエでよく出てくる動きの「プリエ」や「パッセ」「ニーベント」などを音楽に合わせておこないます。
バレエパートには片足立ちの動きが多く、慣れるまではふらつくかもしれませんが、続けるうちにインナーマッスルが鍛えられて、しなやかに動けるようになりますよ。
【 4 】ヨガパート
最後に、呼吸と心を落ち着かせるヨガパートをおこないます。フィットネスパートやバレエパートに比べると動きはスローで、ポーズよりもリラックスすることを重視します。
ここでは疲れた筋肉をほぐし、体の柔軟性を高めましょう。個人差はありますが、1回で体が変化していくのがわかる人もいますよ。
バレトンで覚えておきたい基本の動き
ここでは、バレトンでおこなう基本のバレエの動きを紹介します。どんなエクササイズにもいえますが、使う筋肉を意識して正しくおこなうことで効果を発揮します。
まずはこれから紹介する基本の動きをマスターしましょう。
◆ニーベント
ニーベントは、膝を屈伸する動きです。スクワットほど深く曲げず、上半身は前に倒さないようにします。
手を骨盤の上あたりに添え、足を閉じてまっすぐ立ったら、そのまま膝を軽く曲げます。腰から上の姿勢はまっすぐ保ったまま膝だけを曲げて、また元の位置に戻します。
◆ターンアウト
ターンアウトはバレエパートの基本の立ち姿勢です。両足の付け根(骨盤)を外側に開くイメージで、左右のかかと・ふくらはぎ・太ももの内側同士をつけたまま、膝とつま先を外側に向けます。
ターンアウトをおこなうときは、お腹に力を入れて引き上げて、骨盤と太ももの内側の筋肉を意識しましょう。
◆プリエ
プリエもバレエパートの基本姿勢で、ターンアウトからニーベントに移行する形となります。つま先と膝を外側に向けて立ち、膝を軽く曲げた状態です。
膝とつま先がバラバラの方向になっていたり、つま先だけが外に向いていたりすると足を傷める原因になるので注意しましょう。膝とつま先は同じ方向に向けておくのがプリエの正しい姿勢です。
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バレトンは初心者でも挑戦できる?
「バレトンに興味はあるけど、できるか不安…」という人もいると思います。バレトンは音楽に合わせて簡単な動きを繰り返します。どの動きもシンプルで難しくないので、バレエやヨガを習ったことがない人でも楽しんで取り組めます。
万が一、最初はスピード感についていけなくても、続けていくうちに慣れて上達するので安心して挑戦してみてくださいね。1年、2年と続けることで、健康的に体を引き締めることができますよ。
ストアカでできるオンラインバレトンレッスン
バレトンは新しいエクササイズということもあり、習える教室が少ないのが現状です。YouTubeでやり方を紹介している動画もありますが、独学では細かい動きがわかりづらいかもしれません。また、1人でおこなっていると正しい姿勢ができているかどうかも判断できないでしょう。
そこでおすすめなのが、オンラインのバレトンレッスンです。オンラインバレトンレッスンでは、自宅にいながらバレトンのインストラクターから直接指導を受けることができます。教室に通う必要がなく、器具や道具などもいらないので、すぐに始められますよ。
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少人数制なので、バレトン初心者の方にも丁寧に教えてもらえます。
運動量が多いので、ダイエット中の方や、からだをたくさん動かしたい!という方におすすめのレッスンです。
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おわりに
バレトンは、フィットネス・バレエ・ヨガの特徴を生かしているため、内側と外側の筋肉をバランスよく鍛えられる「いいとこ取り」のエクササイズといえます。音楽に合わせて動き続けることで、たくさん汗をかいて効率よくシェイプアップできますよ。
ただ、自宅でのエクササイズは、つい三日坊主になる人も多いですよね。1人で続けていけるか不安な人は、ストアカのオンラインレッスンを活用してみましょう。
講師やほかの受講生と楽しみながら動くことで気分があがりますし、直接指導してもらえると上達も早くなります。少しずつ色んな動作ができるようになると、達成感が得られて自己肯定感の向上にもつながりますよ。バレトンに興味のある人は、この機会にぜひ始めてみてくださいね。
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