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健康・防災・共働き……暮らしの悩みに献立で応える!栄養と料理の伝道師・藤田えみこ先生

大学で栄養学を学び、管理栄養士としてキャリアを重ねてきた藤田えみこ先生。小学校や病院、高齢者施設などで提供される食事の献立開発を通して、長年食と健康に携わられてきました。関東から地元・山口へのUターン移住をきっかけに2013年には転職をし、2022年からはストアカでオンライン料理講師としてのキャリアをスタートされています。
 
1年という短期間で教えた人数は1,000人を越え、料理系講座ランキングで名前を見ない日はないというほどの人気ぶり。プライベートでは2児の母という顔も持つ藤田先生。今回は人気講座の誕生秘話や、職場と家庭、そしてストアカ講師という3足の草鞋を履きこなす先生の素顔に迫ります。今の講師スタイルにいきついた背景や、先生の考える“食のちから”について、じっくりお話をお聞きしてきました。
 
(取材日:2023年9月21日)

インタビューに答えてくれた先生
藤田えみこ先生

管理栄養士のオンライン料理講師。
女子栄養大学で栄養学を学ばれ、管理栄養士試験に合格。卒業後は管理栄養士として、教育や医療・介護の現場の献立開発に携わる。地元・山口県へUターン移住したのちに出産・育児を経て、栄養と献立を伝える現場へ転職。さらに活動の場をオンラインにも広げ、2022年からはオンライン料理講師としての活動をスタート。日々の献立やダイエットメニュー、災害時に役立つ防災食講座などが人気。

【ストアカ先生ページ】
https://www.street-academy.com/steachers/639796

食べることも作ることも大好きだった子ども時代から、栄養の道を志すまで

ストアカ編集部(以下、――)今回は、藤田先生がストアカ講師として活動を始める以前のお話からお聞きしていきたいと思います。
大学では栄養学を専門に学ばれていますが、子どもの頃から料理や食に興味があったのですか?
 
藤田:はい。子どもの頃から、食べることや料理が大好きでした。小学1年生の頃には、すでにお料理を作り始めていました。当時から、将来は料理に関する仕事をするんだと漠然と考えていました。
 
――6歳からキッチンに立っていたなんて、すごすぎます!なにがきっかけで、食に興味を持ったのですか?
 
藤田:祖母が料理好きで、たくさんの料理本を持っていたんです。それを小さい頃からいつも眺めていました。あとは、料理番組ですね。NHKの『きょうの料理』が大好きで!食材が、どんどん料理になっていくのが面白くて、いつも夢中で見ていました。料理で誰かを幸せにする、というストーリーが好きで、料理をテーマにした漫画もたくさん読みました。


姉妹や友だちとケーキづくりをしたときの一枚(写真左奥)
お花見で、手作りのお弁当を頬張る先生(写真左)

――子ども時代から料理にたいする情熱をお持ちだったんですね。“調理”ではなく、敢えて“栄養”の分野に進んだのには、なにか理由があるのでしょうか?
 
藤田:大きなきっかけとなったのは、父を病気で亡くしたことです。父は本当によく働く人で、夜10時を過ぎてから夕食を食べることも多くて。お腹が弱いのに脂質の多いものばかり食べていたり、毎日お酒も飲んでいました。仕事に一生懸命で、食事がおろそかになっていたなと子どもながらに感じたんです。病気になった要因が、すべて食事にあるというわけではありませんが、より健康で長生きするために、食の考え方について深く知りたいと考えるようになりました。健康と食事というテーマが自分の中にうまれたのは、その時ですね。当時はまだ中学生でしたが、その頃から管理栄養士の道を志すようになりました。
 
――大きな志を持って進まれたのですね。
 
藤田:進路を選ぶときも迷いはありませんでした。女子栄養大学に進学して、食事や栄養がどのように身体に影響を与えるか、4年間徹底的に学びました。卒業後は国家資格を取得して、委託給食会社に管理栄養士として入社。主に、小学校や高齢者施設、病院などで提供される食事の献立を作成していました。
 
栄養バランスを考えた献立作成以外にも、原価計算なども行っていたので、“食事と健康”という概念が、より具体的な技術に落とし込まれた時期でもあります。大学で学んだことを現場で実践していきました。


調理実習中の風景。大学では、たくさんの料理を学ばれたそうです
(写真左2番目)
管理栄養士として働き始めた頃。老人ホームでの給食を担当されていたそう。
(写真中央)

――栄養のプロとしてキャリアを積まれていたのですね。食べる楽しさや、作る喜びとは、少し距離がありますが、当時の働き方には満足していましたか?
 
藤田:栄養をメインで考えていると、おいしさが二の次になってしまうことはありますね。やっぱり、おいしくないと食べてもらえないんですよ。とくに小学校の給食はわかりやすくて、おいしくないものは、みんな露骨に残します。食べてもらわないと意味がないので、当時はかなり工夫して献立を考えましたね。

単に栄養価の高い献立づくりから一歩進んで、どうすれば、おいしさと栄養バランスのとれた食事を両立させられるか?と考え始めた時期でもあります。少しずつ、食事と健康について、別のアプローチで伝えていけないかな、と考えるようになっていきました。
 
――山口県へUターン移住後に転職をされていますが、引っ越しも転機となったのでしょうか?また、移住を決めた大きな理由は何だったのでしょう?
 
藤田:3.11が、移住を考える大きなきっかけになりました。当時は関東で暮らしていたのですが、もし同じような災害が地元でおこったら、一人で暮らす母はどうなるのだろうと考えるようになり、2年後の2013年に山口へもどりました。当初は、それまで働いていた企業の山口支社へ異動させていただいたんです。

転職というか、退職のきっかけになったのは、妊娠でした。つわりの症状が重かったので、食べ物の匂いがする現場に立ち続けることができなくて……。少し悔しさの残る退職となりましたが、それが仕事を変えるきっかけにもなりました。二人目の出産・育児を経て、働くぞ!となったときに、今働いている食品会社の求人を見つけ、応募したんです。地域の方に向けた健康教室で、栄養と健康について指導するのが主な仕事です。
 
――現在も在籍されているんですよね。応募の決め手になったのは、どんなところでしたか?
 
藤田:健康と料理について、この仕事なら伝えていけるかも、と感じたことが一番の理由です。あとは、予防の段階から食にアプローチできる点も魅力だと思いました。
管理栄養士時代には病院でも働いていたのですが、病気になってからの食事にはたくさんの制約があり、食べるのも作るのも、大変なんです。普段の食事の大切さを現場で痛感して、予防の段階で健康についても伝えていきたいと考えていました。
 
働き始めて地域のみなさんとお話するうちに気がついたのは、日々の献立を立てる大変さです。
健康のために野菜を食べたほうがいいとわかっていても、どの野菜でどんな栄養素が摂れるのか?その栄養素を効率的に摂るにはどんな献立が良いのか?それを考えるのが大変だというお悩みの声が多く寄せられました。

わたしは子どもの頃から料理や栄養に興味があり、仕事でも数え切れないほど献立を立ててきたので、つい忘れてしまっていたのですが、健康的な食生活を送るために、栄養を毎日の料理に落とし込むのはとても難しいことなのだと気が付きました。
じゃあどうすれば伝えられるだろう?と考えたときに、料理という手段にたどり着いたんです。そこから、料理教室をやってみたいという気持ちがどんどん大きくなっていきました。

 
――食べることや料理が好きだった子ども時代を経て、管理栄養士として料理で健康づくりにとりくみ、料理で健康について伝えたいと考えるようになっていたのですね。そしてついに、ストアカで料理教室を始めるところに繋がるのですね!
 
藤田:料理教室をやろうとひらめいたのは良いのですが、タイミングが悪く世間はコロナ禍まっただ中でした。料理教室は対面でしかできないと思い込んでいたので、いまは無理かなと諦めていました。
 
ストアカを知ったのは本当に偶然でした。たまたまGoogle検索でたどり着いて、最初は全然関係のないコミュニケーションの講座を受けたんです。そこからオンライン料理教室の存在を知り、あ!これだ!これならわたしでもできる!ってひらめいたんです。
それが2022年の5月ですね。6月にやると決めて、8月にはもう始めていました。
全然やったことないのに、ストアカならできそうとなぜか思ったんですよね。

自宅のキッチンから全国の生徒に、栄養づくりや生活の知恵を届ける。

――オンラインで初めて料理教室をやってみて、手応えはいかがでしたか?
 
藤田:楽しかったですよ!最初の講座は8月だったので、自由研究をテーマに親子でヨーグルトを作る講座と、料理教室ではタコライスときゅうりの浅漬を作りました。
始めたばかりの頃は、大学や地元の友だち、家族や親戚、近所のスーパーのおばちゃんまで、いろいろな人にお願いして受講してもらいました。直接の知り合いだから、本音のフィードバックがもらえるんです。それがとても役に立ちました。徐々に講座の内容をアップデートしていき、はじめて知らない方から講座の申し込みがきたときは、本当に感動しましたよ。
 
――受講者の方は、どのように増えていきましたか?なにか意識したことはありますか?
 
藤田:リピーターの方を大切にしていているうちに、少しずつ増えていった感じです。受講していただいた方には、毎回必ずアンケートをとるのですが、野菜のレパートリーが少ないという方がいたら、「次は野菜料理を作ります!」魚を使ったメニューを作りたいという方いたら、「魚料理します!」という具合に、来ていただいた方の要望に答え、リピートしていただいているうちに、少しずつ新規の方も増えていったという感じですね。


講座中は、自宅のキッチンが料理教室仕様に早変わり。

――講座づくりで意識していることはありますか?
 
藤田:料理を作ることに加え、栄養学に関する豆知識や時短テクなど、プラスアルファの学びがあるという部分を意識しています。
受講者の方は、家族のために料理をつくる主婦の方が多く、みなさん成長期のお子さんに栄養価の高い食事や、ご主人のために減量を意識した食事を作りたいと考えているんです。
そこにプラスアルファで栄養の知識があると、安心感や納得感にも繋がるのかと思います。
 
あとは、料理教室を通して、みんなで料理をする楽しさを感じてもらうことでしょうか。ごはんを作るのって孤独な作業じゃないですか。その時間にオンラインで繋がって、みんなで料理を作っていくんです。みんなで楽しく料理ができるのも、オンライン料理教室の良さだと思います。
夕飯の時間帯に作れば、それが各ご家庭の夕食になりますし。

生徒のみなさまとの一枚。みんなで料理を作っていきます。

――なるほど、それは一石二鳥ですね!自宅のキッチンから料理教室に参加できる、オンラインならではの良さですね。
 
藤田:そうなんですよ。土曜日の夕方の講座や、日曜の朝にやっている朝ごはん講座も人気です。朝ごはんと、昼・夜の作り置きも作るので、もうその日はご飯の献立を考えずに過ごせます。みなさんの手間も省けるし、家族や自分に使える時間も増えるので、作る料理の内容以外にも、そういった部分に価値を感じていただけているのかなと思います。
 
――悩みや困りごとにダイレクトに届く講座だと感じたのですが、講座の内容を考える際、どのようなことを意識されていますか?
 
藤田:受講者の方の声が講座づくりの土台になっています。たとえば、毎日の献立のたてかたが難しいという声があったら「一週間分の献立を考える講座をしましょう!」、ダイエットが続かないというお悩みがあれば「ダイエットを継続するための講座をしましょう!」。わたしが持っているどのスキルや経験を使えば、受講者の方のお悩みを解決できるだろう?と、いう発想からすべての講座を考えていますね。

災害時に役立つ食のスキルを発信している、防災食講座も人気に。

――最近は防災食の講座に力をいれているそうですが、それも受講者の方の声からうまれたのですか?
 
藤田:はい。災害時の食について知りたいという受講者の方の声がきっかけです。3.11のときには電力の使用量をおさえるため『計画停電』が実施された地域に住んでいたので、わたし自身も災害時の食の不便さを体験していました。でも、いかなる状況下でも、食べなければいけませんよね。どうしたらいいだろう?と調べるなかで、ポリ袋のなかに料理を入れ、湯煎して作る、パッククッキングという調理法にいきつきました。
 
献立づくりで意識しているのは、なるべくいつもと同じような料理を作ること。家につねにある食材や備蓄しているもので作る、ローリングストックという方法を採り入れています。災害時には、大きなストレスがかかりますよね。備蓄していた缶詰やレトルトをただ開けて食べるのではなくて、出来立てほやほやの、いつもの味を食べるということが何よりも救いになると思うんです。
 
――災害時につくるいつもの味……講座ではどんな献立を教えているんですか?
 
藤田:災害時に停電がおこると、冷蔵庫のなかの牛乳や卵が傷んでしまいますよね。まずは牛乳と卵からつくれるようなおかずから提案しています。また、災害時は野菜やミネラルが不足しがちなので、切り干し大根やひじきなどの乾物を活用して、栄養バランスも整えるように意識しています。それにもちろん、おいしさも大切です。
先日、パッククッキングで焼き鳥の缶詰を使った親子丼を作りました。が、缶詰やレトルトのおかずでも、ちょっと手を加えたら、すごくおいしい料理になるんですよ。

ポリ袋に入れ、湯煎で調理をする『パッククッキング』
パッククッキングで作ったハヤシライス。おいしそうです!

あとは、ただでさえ大変な状況下で作るお料理なので、難しい工程がないという点も大切です。時短料理として普段からも使えるし、アウトドアやキャンプでも活用できるんです。災害時以外にも作りたくなる、汎用性の高さも意識しています。
 
――ものすごく考えて講座づくりをされていると感じました。仕込みにはどのくらい時間をかけていますか?
 
藤田:正直いうと、相当な時間かけています。献立を立ててから試作をして、試作を食べた家族からフィードバックをもらって、そこから手順表を作って、もう一度通しで調理……工程だけでもこれだけあります。
あとは今、食材が値上がりしていますよね。教室で使う食材はそれぞれみなさんに用意していただくのですが、材料費が高くなりすぎないように原価計算もしています。
オンラインなので、全国どこでも手に入る食材かどうか考慮してレシピ開発をしています。
料理教室は、準備が9割といっても過言ではないですね(笑)。
 
――そこまで手間をかけている料理講座が1,000〜3,000円というのは、正直割に合わないのではと感じてしまいました……
 
藤田:受講料だけを見るとそう感じるかもしれませんが、試作や仕込みで作った料理はそのままその日の夕食になりますし、レシピもストックして今後に活かすことができます。ストックがある程度溜まってきたら、たとえば動画や書籍という形で販売することもできますよね。何度も繰り返し活用できると考えると、必要な時間だと捉えています。

試作品の材料は、すべて計量しメモに残しているそう。

――印象に残っている受講者の方はいますか?
 
藤田:これまでいろいろな方に参加していただき、みなさん一人ひとりに感謝と思い入れがあるのですが、オンラインならではの方はやはり印象に残っています。海外からの受講も増えていて、日本人の旦那さんに日本食を作ってあげたいという中国人の方や、あとは海外に単身赴任中のお父さんですね。
 
――男性の受講者の方も結構いらっしゃるんですか?
 
藤田:最近は結構増えてきましたね。家族に貢献したい!と、休日に作り置きの講座に参加されているお父さんもいらっしゃるんですよ。基本的に難しい料理は扱わないので、ぜひ、男性の方にも、もっと参加してほしいなと思っています。

多忙な毎日を支えているのは、これまで培ってきたすべての経験。

――これからも受講者の数だけ講座の内容が充実していくのでしょうね。でも、かなり忙しいのではないですか?講座の準備も大変ですし、普段はお仕事もありますよね。それに、家事も……一体どうやっているんですか?
 
藤田:藤田先生って5人くらいいるの?と、言われることもありますよ(笑)。でも、この生活ができているのは、管理栄養士時代の経験があるからなんです。
管理栄養士として長いこと現場で働いていたので、献立を立てることが、まったく苦にならないんです。それに、管理栄養士って、基本的に献立も、原価計算も、すべてひっくるめて一人でやらないといけないんです。とにかくスケジュール管理を徹底していました。それを今でも続けている感じですね。タスクをは紙に書き出して、スケジュールに落とし込んでいくんです。朝早起きをして試作をすれば、その日の朝食や夕食づくりも同時にできるし、有効活用しています。それに、講師をはじめてからは、家族にかなり協力してもらっています。食器洗いは旦那さんにお願いしたり、洗濯物もたたまない!(笑)子どもたちには、自分の洋服を畳んでもらうなど、上手に分担しています。
 
――管理栄養士時代の経験が役立っているんですね。
 
藤田:役に立ちまくりです(笑)。献立やスケジュールだけでなく、原価計算も。いま、食材費が値上がりしていますよね。食費を抑えるのに、原価計算が役立つんですよ。このスキルは、講座でお伝えしている節約レシピ開発にも活かされています。管理栄養士としてのスキルだけでなく、生活の知恵や主婦としての経験も、すべてがストアカのオンライン料理教室で活かされていますね。

自分の名前で仕事をして、働く姿を子どもたちに見せることができる幸せ。

――ストアカで講師業をはじめて1年になりますが、振り返ってみて、いかがですか?
 
藤田:受講者の方なしでは続けられなかったと思います。たとえば、防災食を提案してくださった方は毎回来ていただいて、献立や調理法も一緒に試行錯誤してくださるし……
ストアカを始めるときに、藤本社長が「ストアカはスキルシェアの場だ」とお話されているYouTube動画を拝見したのですが、その考え方がすてきだなと思ったのを覚えています。
でもまさにその通りで、わたしと受講者の方が、先生と生徒という関係ではなく、対等に教えあったり、知識やスキルをわけあったり。気軽に意見交換ができるんです。一緒に講座をつくっている実感があり、その点がすばらしいと思っています。
 
――今後、講座でチャレンジしたいことありますか?
 
藤田:たくさんあります!レシピや調理のアイデアが蓄積されてきたので、それをまとめた書籍を出版するのが今の目標です。それに、ストアカをはじめて、すばらしいスキルを持った先生がたとの出会いもありました。その先生たちと、一緒に新しい学びを提供するコラボ講座などもできたらなと考えています。

仲良くしているストアカの先生たち
(左からいわきあゆみ先生、柴原るみ子先生、先生ご本人、手相王子、シゲちゃん先生)

――最後に。講師をはじめて、先生ご自身に変化はありました?
 
藤田:チャレンジできた!ということ。この歳になって、新しいことを始められるなんて夢にも思っていませんでした。田舎だから、とか、主婦だし、子どもがいるし、とかいう理由でできないと勝手に決めつけていたんです。でも、オンライン料理教室をはじめて、どこにいても新しいことに挑戦できると知ることができました。それに、これまで培ってきたスキルや経験を“藤田えみこ”として、発信して、誰かのお役に立てているということが本当にうれしいんです。


地元・山口テレビ朝日の、夕方の番組に出演も!
番組では、パッククッキングでカレーライスを作られたそう。

家族にも良い変化がありました。自宅のキッチンで講師をしている姿を、家族みんなが見ているんですよね。べらべらしゃべりながら料理をしているわたしを見て、娘が興味を持ってくれるようになりました。最近は地元のメディアに呼んでいただく機会があり、子どもたちにとってそれが誇らしいみたいで。わたしもすっごくうれしいんです。早くに父を亡くしているので、働く親の姿を見たり、仕事にたいする考え方を知る機会がありませんでした。だからこそ、今この働き方を通して、貴重な経験ができていると感じますね。
 
藤田えみことして新しいことにチャレンジし続け、もっともっと誰かのお役に立ちたいと思っています。
 
―ーこれまでの経験すべてが今の生活に結びついていく過程を知り、何度も感動してしまいました。食や健康にたいして、つねに真剣に、まっすぐ取り組んできた先生だからこそ、たどり着いた働き方なのだと思います。今回は、貴重なお話をありがとうございました!


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