ルノルマンカードとはどんな占い?初心者でも簡単にできる占い方
カードを使う占いといえばタロットカードですが、最近はさまざまな種類のカード占いがメジャーになってきていますよね。
オラクルカードなら知っているという人も多いでしょう。
では、ルノルマンカードならどうでしょうか?あまり聞き慣れないという人もいるかもしれませんね。
しかし、ルノルマンカードはタロットカードとは異なる魅力があり、段々とルノルマンカードを使う占い師も増えてきています。
そこで今回はルノルマンカードとは何なのか、タロットカードとの違いにも触れながらご紹介していきます。ルノルマンカードに興味がある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ルノルマンカードとは?その特徴を解説
まずはルノルマンカードがどんなカードなのか、その特徴を解説していきます。
◆36枚のカード構成
ルノルマンカードは36枚で構成されるカードです。タロットやオラクルカードと違って、1から36までの通し番号がついていることが特徴です。
36枚しかないので、タロットに比べれば意味を覚えやすいでしょう。
◆絵柄がシンプルでイメージしやすい
ルノルマンカードに描かれる絵柄は比較的シンプルで、イメージしやすいのも特徴です。絵柄をそのまま占い結果として読み取ることもでき、実は占い初心者にもとっつきやすいカードなのです。
ただし、ルノルマンカードも種類によってさまざまな絵柄で描かれていることに注意しましょう。
種類によっては、少し複雑な絵柄のものもあります。せっかく使うカードですから、気に入った絵柄を選ぶべきではありますが、初心者はなるべくシンプルな絵柄を選んだ方が占いしやすいでしょう。
◆カードの引き方によって解釈が変わる
ルノルマンカードの特徴としては、出たカードの組み合わせによって解釈が変わるということも挙げられます。タロットカードやオラクルカードだと、出てきたカード単独で読み解き、周りのカードに影響されてカードの意味が変わるということもあまりありません。
しかしルノルマンカードでは、メインのカードとその周りの他のカードとの位置や関係性などを考えて、物事を読み解いていきます。
これは「コンビネーション・リーディング」と呼ばれる手法です。この時の解釈の仕方に厳しいルールはないため、インスピレーションが大事になります。
◆気持ちや時間が関わる事を占うのが得意
ルノルマンカードは、過去から未来までの流れを読み解くのに向いているカードです。
気持ちを反映させやすく、特に自分や相手の気持ちが関わることではかなりの的中率を誇ります。ですから、恋愛や仕事など人生に関わるさまざまなことについて、これからどうなるのかを知りたい時に最適です。
未来については、かなり具体的に出てきます。
また、悩み事についてYES・NOを出すのにも向いています。これは、悩み事には自分や周囲の気持ちや状況が関わっているからですね。
ただし、場所について占うのはやや苦手。たとえば、どこに行けば見つかるのか?というようなことには、他の占術の方が正確な答えを導き出せます。
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ルノルマンカードとタロットカードの違いは?
ルノルマンカードの特徴だけでも、タロットカードやオラクルカードとの違いがわかった人もいるでしょう。特にタロットカードとの違いは大きく、人によってはルノルマンカードの方が性に合うという人もいるかもしれません。
ここからは、ルノルマンカードとタロットカードの違いをもう少し深堀してみましょう。
◆ルノルマンカードの結果は具体的
タロットカードの結果は割と抽象的で、カードの意味から膨らませて解釈する必要があります。
また、状況に合わせて読み解く必要もあるでしょう。
一方、ルノルマンカードの結果はかなり具体的で直接的。占ったことに対するハッキリとした具体的な答えが出てきます。
状況が詳しくわかっていれば、かなり細かいところまで占うことも可能です。
◆カードそれぞれに1つしか意味がなく逆位置もない
タロットカードはそれぞれのカードにいくつか意味があります。逆位置の場合も意味が異なり、たくさん意味を覚えなければなりません。
一方、ルノルマンカードは1つのカードに1つの意味しかないのがタロットとの大きな相違点。
またその意味もカードを見ればわかるようなものです。ですから、タロットよりは覚えることが少ないでしょう。
ただ他のカードとの組み合わせで解釈が変わる点が、少しとっつきづらいと感じるかもしれません。多くのカードを使うスプレッドだと、読み取りづらいと感じることもあるでしょう。
◆すべてのカードを使って占うスプレッド「グラン・タブロー」がある
タロットカードは78枚のカードを使ってさまざまなスプレッドを展開し、読み解いていきます。しかし1つのスプレッドで使うカードは多くても10枚前後です。
ルノルマンカードにもさまざまなスプレッドがあるのですが、「グラン・タブロー」という36枚全部のカードを使って占うスプレッドがあるのが特徴であり、タロットとの違いでもあります。
ルノルマンと言えばこのスプレッド!とも言えるほど、代名詞的なスプレッドです。全カードを使って読み解いていくので、決してシンプルとは言えませんが、ルノルマンカードを使う人ならいずれはこのスプレッドを使えるようになることを目指しましょう。
ルノルマンカードの占い方
ルノルマンカードがどんなカードなのかわかったところで、ここからは実際にどうやって占うのかをご紹介していきます。
ここでご紹介する方法は標準的なものであり、スプレッドや占い師によっては手順が違う場合もありますから、参考までにしてください。
【1】占いをする場所を浄化する
まずはどんな占術でも共通する「浄化」を行います。浄化はしなくても占えますが、精度を上げるためにはしておくのがおすすめです。
浄化の方法は何でも大丈夫です。空気を入れ替えるのでもいいですし、音叉を使ったり瞑想をしたりするのもいいでしょう。
気持ちを整えることを意識してください。
【2】占いたい内容を思い浮かべながらカードをシャッフルする
浄化が終わったらカードの山を手にとり、占いたい内容を思い浮かべながらカードをシャッフルしていきます。
シャッフルはトランプのカードをシャッフルするやり方で行いましょう。
【3】カードを使うスプレッドに合わせて展開する
シャッフルが終わったら、次は使うスプレッドどおりにカードを並べていきます。
ここまでの手順はタロットやオラクルカードと似ていますね。
【4】出たカードの意味を読み解いてリーディングをおこなう
スプレッドを展開したら、カードの意味を読み解きます。
ワンカードで占っている場合はシンプルですが、ツーカード以上のスプレッドを使うときは、組み合わせにも注意しながら読み解いていきましょう。
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ルノルマンカードのスプレッド
ルノルマンカードのスプレッドと言えば、やはり物事の全体像が掴める「グラン・タブロー」でしょう。
ですが、グランタブローは全カードを使うことや、スプレッドの種類もいくつかあることから、ルノルマンカードを始めた人が最終的に目指すスプレッドと言えます。
そもそもコンビネーション・リーディングがマスターできていないと、スプレッドの形を覚えても読み解くことは困難です。
ですから、ここでは初心者向けにシンプルなスプレッドをご紹介します。
◆ワンカード(ワンオラクル)
ルノルマンカードで一番シンプルなスプレッドは、タロットやオラクルカードと同じようにワンカード(ワンオラクル)です。ワンカードの場合は、出てきたカードそのままの意味を取ればいいので、コンビネーションを気にする必要はありません。
シャッフル後に引いた1枚のカードから、質問内容に関する答えを探っていきましょう。YES・NOで答えられる質問か、今日の運勢などが適しています。
◆ツーカード
ワンカードでルノルマンカードそれぞれの基本的な意味を覚えたら、次はツーカードでコンビネーション・リーディングを覚えていきましょう。
ツーカードはその名のとおり2枚のカードを使ったスプレッドです。2枚しかカードがないため、質問に対する答えがハッキリ出るものを占うのに向いています。
カードは左から右に2枚並べます。左のカードを主語、右のカードを述語として解釈しましょう。カードの意味を主語+述語どおりに文章にして並べてみれば、読み取ることができるでしょう。
少し難しいと感じるかもしれませんが、ツーカードで主語+述語という形で読むことで、コンビネーション・リーディングのコツを掴めるはずです。
ルノルマンカードの読み解き方のコツ
ルノルマンカードは2枚以上になると読み解き方の自由度が広がり、うまくリーディングができないという人もいるでしょう。
しかしコツさえ掴めていれば、どんどんリーディングが楽しくなるはず!ここでは、ルノルマンカードを読み解く時のコツをご紹介していきます。
◆ピンと来るカードを選ぶ
まず大前提なのですが、使うカードはどこかでおすすめされているものではなく、自分の直感で選びましょう。占いでは直感はとても大事。愛着がわくカードを選べば、それだけリーディングがしやすくなるのです。
ルノルマンカードにもたくさん種類があるので、あれこれ見比べて惹かれるものを選んでください。
リーディングには関係ないと思うかもしれませんが、愛着がわくだけで、リーディングがしやすくなるのです。
◆最初に感じたイメージが大事
あれこれ頭で読み解き方を考えると、却って難しいものです。ですから、あれこれ考えるよりは、カードを見て最初に感じたイメージを大切にしましょう。
あまりにカードの意味から離れていてはいけませんが、ルノルマンカードは絵柄が割とダイレクトに意味を表しているので、かけ離れることはあまりないでしょう。
イメージを大切にしたリーディングを続けていれば、いずれは読み解き方がわかるようになっていきます。
◆たくさんリーディング練習をして自分のやり方を見つける
とても自由度の高いルノルマンカード。自分に合っていて、精度が高くなるリーディング方法というのは、人によって違います。
ですから、読み解き方を感じとるには何度もリーディングをして、なんとなくしっくり来る方法を模索するしかありません。特にコンビネーション・リーディングでは、何度も実践することが大事です。
読み解き方のコツは、やっているうちに身につけていくものですので、慣れるまで地道に実践していきましょう。
ルノルマンカードの占い方を学ぶなら…ストアカのおすすめ講座
とっつきやすいけれど奥が深いルノルマンカード。タロットほど教材が充実していないこともあり、独学で極めようとすると難しさを感じるでしょう。
しかしそんなルノルマンカードでも、プロ講師に教われば習得しやすくなるはずです。
ストアカにもルノルマンカードを学べる講座がたくさんあります。ここではそんな講座たちの中から、初心者向けを意識しながら、おすすめの講座をピックアップしてみました。ルノルマンカードを始めてみたい人は、ぜひ一度こちらの講座を受講してみてはいかがでしょうか。
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ルノルマン初心者におすすめの講座です。
この講座は、ルノルマンカード占いの基本的な概念とカードの意味を理解し、実際にカードを使った占いの基礎を学びます。一からルノルマンを学びたい方にぴったりです!
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マンツーマンなので、周りの受講生に気兼ねすることなく学べます!ルノルマンカードを学ぶ最初の一歩としてもおすすめです。
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こちらはルノルマンカードを使って自分自身を占いたい方のための「きっかけ講座」です。ルノルマンカードの意味から、読み取りパターンなど、ルノルマンカードの基本的なことを学べます。
講座の構成としては、レクチャーとワークの両方を取り入れた内容なので、楽しみながら学ぶことができますよ。
プライベートレッスンなので、周囲の生徒さんに気兼ねすることなく質問もできます。当日までにルノルマンカードを用意してから受講してくださいね。
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おわりに
ルノルマンカードはシンプルなようで奥深く、最終的には占い師本人のセンスも問われるカードです。難しいと感じるかもしれませんが、コンビネーションリーディングをやり始めたら、まるで言葉のパズルのように感じて、ハマってしまう人も多いはず。
自分にルノルマンカードが合っているかどうかわからない人は、今回ご紹介したストアカ講座でまずはルノルマンカードでどんな占いができるのか体験してみるといいでしょう。
すでにルノルマンカードを持っている人も、リーディング方法などでお悩みなら、ぜひストアカの講座を一度受講してみてくださいね。きっと、ルノルマンカードのさらなる魅力に気づけるはずです。
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