今、身につけるべきスキルは何!?ビジネスパーソン男女が「リスキリングで身に付けたいスキル」ランキング
リスキリングとは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」(経済産業省より)。
「デジタル時代の到来」と「コロナ禍による働き方の変化」において、リスキリングが今年の流行語大賞にもノミネートされるなど、注目が高まっています。
そこで、ストアカのユーザーにご協力いただき、【ビジネスパーソン男女が、リスキリングしたいスキル ランキング】を調査しました!
今後のスキルアップの参考に、ぜひご覧ください。
▼そもそもリスキリングとは?詳細はこちらでチェック
【調査概要】
ビジネスパーソンとして働く男女(男性約22%、女性約78%)に聞きました。回答者の年齢は、40代が約40%、50代が約30%、30代が約15%となっています。
■リスキリングって知ってますか?
リスキリングという言葉を知っていたのは約2割。
ビジネスパーソン以外の専業主婦や学生に聞くと「知っていた」と答えたのは7.1%。「リスキリング」という言葉の認知度に大きな差が見られました。
■リスキリングに取り組んでいますか?
37.5%が「既に取り組んでいる」
リスキリングにすでに取り組んでいるビジネスパーソンは37.5%と、非常に高い結果となりました。また、まだ取り組んでいないものの、興味はあると答えた方も半分近くという結果に。
やはり、日頃から課題に取り組むビジネスパーソンはリスキリングへの興味関心が高いようです。
また、既にリスキリングに取り組んでいる方に「取り組んだ理由」も伺いました。
「自分の市場価値を上げたい」というビジネスパーソンらしい理由をおさえて1位に輝いたのは「新しいことを学ぶことが楽しいから」という理由でした。
実際、リスキリングを所属する企業の研修で取り組んでいる方は9.2%、個人で取り組んでいる人は97.9%と、圧倒的に個人で取り組んでいる方が多く見られました。やはり自分が興味を持って楽しめるものだからこそ、自発的にスキル習得を目標に努力できるようです。
■リスキリングをする上で最もハードルに感じることは何ですか?
1位は「お金」、2位は「時間」
リスキリングを行う上でのハードルは「お金」「時間」と、日々忙しい切実な日本のビジネスパーソンの現状が垣間見える結果となりました。
一方第3位には「どんなスキルを身につけるべきかわからない」がランクインしています。やる気はあっても、世の中のDXが更に進む時代、そして個人の力が試される時代に置いて、ビジネスパーソンが自分のスキル・キャリアの方向性を決めることは簡単ではないようです。
■「ビジネスパーソン男女がリスキリングしたいスキル ランキング」発表!
ビジネスパーソンが今後リスキリングしたいスキルは、「コミュニケーションスキル」「語学スキル」が圧倒的に多く、次いで「プログラミングなどのITスキル」が3位という結果になりました。
コミュニケーションスキルは、営業や社内の調整など、様々なシーンで発揮できるスキルです。また、語学スキルは海外との折衝など、今後の活躍の幅を広げるのに大いに役立ちそうですね。
また、最近ではDXに向けたIT人材の育成が呼びかけられていますが、今回の結果でも、IT関連のスキル取得に興味がある方は8.8%とまだ少数ではあるものの、今後の産業の発展を視野に入れてITスキルのリスキリングを行いたいと考える人がすでにいるということが判明しました。
まとめ
ビジネスシーンにおける自分のスキルアップのためとはいえ、やはりその学びを「楽しむ」ことができるかどうかが、自分で学びを前に進められるかどうかを左右するようです。
お金の問題や時間の問題に加え、そもそも何を学ぶべきかわからないという声も少なくはありませんでした。
より良いキャリアを築いていくために、しっかりと自分の将来を考えて、楽しいと思いながら身につけられるスキルをリスキリングしていきたいですね。
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