【イベントレポート】定活ってなに?定年後の選択肢には何がある?
こんにちは!ストアカ編集部です。
2022年9月21日夜に、オンライントークセッション「定年1年目の教科書」著者・髙橋氏と考える あなたの強みの見つけ方と、それを即座に発揮できる方法とは ースキルシェアをセカンドキャリアにするを開催しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
質問も多くいただいて、みなさまの「定活」への興味と意識の高さを垣間見れる1時間半となりました。
このnoteでは、髙橋氏のセッションより、「定活とは?」を抜粋してご紹介いたします。
ぜひ本編をご覧ください!▼
定年って何歳?
2025年には65歳定年が義務化します。また、昨年定年を70歳とすることが努力義務となりました。明らかに定年は後ろ倒しになってきています。
さらにみんなが知っている定年間際の【磯野 波平さん】は……
なんとまだ54歳!
60歳や65歳のイメージは昔と異なっています。昔は60歳からの暮らしを考える必要はありませんでしたが、今や寿命も長くなり、しっかりと考えるべき時代になっています。
定年後のキャリアの選択肢
定年後の過ごし方には、雇われて働く、雇われないで働く、ボランティアや趣味をするなど、様々な選択肢があります。
どの選択肢を選ぶのかを考えるヒントとして、60歳以降にセカンドキャリアを模索するにおいてのメリットを考えてみましょう。
年齢を重ねたからこそのメリットがありますね。
一方、お金や健康、孤独など気をつけるべきこともあります。
それぞれのポイントを確認し、より良い老後になるように展望を探っていく「定活」を行いましょう。詳細は髙橋氏の著書「定年1年目の教科書」でもまとめられています。
ここでは、メリットと気をつける点をかけ合わせて、セカンドキャリアを考えていきます。
セカンドキャリアを考える上での2つのキーワード
髙橋氏が提案する定活でのキーワードは2つ。
なぜ【①アウトプット】が重要なのか、考えてみましょう。
仕事や勉強をアウトプット中心に切り替えるだけで、自己成長は飛躍的に加速すると言われています。
具体的には、人に話したり、行動したりなど、気軽に実践できることもアウトプットの1つです。また、日記やブログを書く、自分の経験や考えを伝える、人に教える、などが考えられます。
では、何を教えることができるでしょうか?
まずは、自分の専門性。仕事を長くしてきた人には、何かしらの分野で専門性が高まっているはずです。会社にかぎらず、家事育児に専念させてきた方は、家事などの分野で専門性が高くなっています。誰でも専門性を持っているものです。
次に、自分の好きな事です。釣りやプラモデル、フラワーアレンジメントなど、ご自身の趣味やこだわりは何でしょうか?自分の好きなことは、人に教えやすいですよね。
3つめは、意外かもしれませんが、自分の経験です。専門性や自分の好きなことは、自分よりさらに極めている人がいると思ってしまうことがあります。しかし、経験はあなただけが持っているものです。ぜひ今までの自分の経験を掘り起こしてみてください。
シニアにおすすめの副業ランキングTOP10、2位は「教える」
「教える」ということは、「人に関わる」こともできます。キーワードの2つめですね。
「教える」ことは、<【①アウトプット】して、【②人と関わっていく】>の両方を叶えることができるのです。自己成長しながら、人とのつながりも楽しめるのが、大きなメリットとなっています。
実は、「シニアにおすすめの副業ランキングTOP10」でも、「教える」は2位に選ばれているのです。
次に課題になるのは、「自分には教られるものは何?」ということですね。具体的に、何を教えることができるのでしょうか。自分に教えられるものは何もない、との声もよく聞きます。
「自分に教えられるもの」を探すヒントは、「自分の強み」を探し出すことです。自分ならではの強みを活かすことで、「教える」ということにチャレンジしやすくなりますよ!
自分の専門性や好きなこと、体験を思い出して、自分の強みを再認識してみましょう。
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トークセッションでは、自分の強みの見つけ方もご紹介いただきました。
ここから先は、ぜひ動画をご覧になってくださいね。
髙橋氏と豊住先生へのセッションでは、このような質問もいただきました。
他にも、ミドルシニア世代が定活をするにあたって気をつけるべきポイントや、どのようなマインドで取り組むべきかなど、経験談に基づいて多様な議論が行われました。
「定活」の最初の一歩として、ぜひご視聴ください。
▼本編はこちら
▼髙橋氏の著書はこちら
[NEWS!]「定年1年目の教科書」著者の髙橋氏の講座が、ストアカで開講!
今回のイベントで登壇された髙橋氏の講座が2022年10月、ストアカに開講されました!内容は今回のイベントのアンケートでも多かった「自分の強みの見つけ方」を中心に、定活を考えていくというもの。
動画だけでは物足りない方、イベントに参加出来なかった方もぜひご参加ください。
▼『定年1年目の教科書✕ストアカ』コラボ企画 まとめはこちら